20080628 日本経済新聞 朝刊

 東京海上日動火災保険は二十七日、海外旅行保険の被保険者が十五歳未満の場合、死亡保障金額の上限を一千万円に引き下げると発表した。七月から適用する。未成年者を被保険者とする保険について、金融審議会(首相の諮問機関)は「保険金目当てで子供を殺害する事件の原因になる」と生損保業界に自主的な引き下げを求めていた。
 今回対象となるのは、空港などに設置する自動加入機やインターネットなど非対面で募集する海外旅行保険。傷害による死亡保障の上限は五千万円から一千万円に、疾病は同三千万円から一千万円に引き下げる。非対面で販売する保険は、人為的に保険事故を起こそうとする加入者が現れるリスクが高いと判断した。