20080626 日本経済新聞 夕刊

 暑くなってエアコンをフル稼働させると、心配になるのが電気代だ。地球温暖化もクローズアップされている。地球にやさしく、しかも家計にもお得な節電法をサイトで探ってみた。
 省エネの基本を知るには、東京電力の「くらしのサポート」が役立つ。目を通しておきたいのは「くらしのラボ」にある「くらしのラボで調べてみました」。消費者から寄せられた疑問について、同社が独自調査や試験を実施。結果をグラフなどでわかりやすく紹介している。
 例えば、薄型TVでは画面が大きくて、鮮明で高精細な映像が見られる機種ほど消費電力が大きくなる傾向がある。エアコンでは一般的に冷房より除湿の方が消費電力が少ないが、「再熱除湿」という方式だと逆にコストがかかるのだそうだ。「でんことはじめる省エネ・省CO2」のコーナーでは一般的な節電方法や省エネ技術を紹介している。
 家電を買い替えようという人は、太陽光発電設備を手掛ける日本エコシステム(東京・新宿)の「節電ネット」を利用しよう。「省エネ家電ランキング」では、メーカーカタログ値を基に、主な製品の消費電力を調べて省エネ度のランキングを掲載している。
 実際に使っている電化製品にかかる電気代を知りたいときも便利だ。「一年間でハウマッチ」では、主な家電製品で年間どのくらい電気代がかかるかを紹介。消費電力と利用時間を入力すると、およその電気代が計算できる「電気代計算機」もある。
 もっと細かく見直して節電しようと思ったら、コミュニティーサイト企画・運営のHayakawa(横浜市)の「クチコミランキング」が役立つ。例えば特集「節約生活のススメ」の「第1回電気代の節約」ではすぐに実行できそうな節約方法を紹介している。待機電力を抑えるにはスイッチ付きOAタップが簡単という。また、冷蔵庫は保冷カーテンを取り付けると冷気が逃げにくくなる、といった具合だ。
 特集からリンクしている「節約術ランキング」もお薦めだ。「水道代・光熱費を節約」で利用者から寄せられた節約方法が読める。「深夜に電力が安くなる契約にし、炊飯や洗濯を早朝に済ませて電気代を節約している」といった実践テクニックは参考にしたい。
(ライター梅方久仁子)
【図・写真】「節電ネット」では電化製品の消費電力がわかる



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