20080613 日本経済新聞 地方経済面
――景気の先行きが不透明だが、資金需要に変化はあるか。
「佐賀県では昨年の上半期から資金需要が出てきたが、今はその伸びが縮んできている。公共事業が減り、人口減少と高齢化が進んでいるので、県内の様々な業種の市場が少しずつ縮んでいる。県外からの企業進出で、地元企業が少なくなってきているのがマイナス要因だ」
「プラス面は企業誘致が成功している点だ。工業用地がなくなり、新たに工業団地の開発計画が進んでいる。自動車や造船はかなり受注残がある。老人福祉施設を含めて医療・介護ビジネスも好調だ」
「資金需要が伸びているのは法人よりも個人だ。総貸出金に占める住宅ローンの割合は五年前は一五%程度だったが、今は二五%くらいに増えている」
――原油価格高騰の影響は。
「仕入れ価格は上がっているが、これまである程度は販売価格に転嫁している。倒産が急に増えることはないと思うが、五月に入って増えたので一時的なものかどうか気になる。一段の材料高、原油高になると苦しくなるだろう」
――佐賀より福岡での営業を強化している。
「佐賀県内の貸出金シェアは四五%で、福岡は三%弱。当行が成長する鍵は、福岡でどこまで伸ばせるかにかかっている。今まで福岡市を中心に中堅優良企業の開拓を進めてきたが、今後は北九州地区や筑後地区も強化する」
「既存店を支援するため、福岡本部に“ご商売サポートグループ”を置き、顧客の要望にできるだけ応える体制を整えた。今、新規融資を担当する専担者は二十一人いるが、今後、専担者を含めて営業人員を十人弱増やしたい」
(聞き手は西山彰彦)
――景気の先行きが不透明だが、資金需要に変化はあるか。
「佐賀県では昨年の上半期から資金需要が出てきたが、今はその伸びが縮んできている。公共事業が減り、人口減少と高齢化が進んでいるので、県内の様々な業種の市場が少しずつ縮んでいる。県外からの企業進出で、地元企業が少なくなってきているのがマイナス要因だ」
「プラス面は企業誘致が成功している点だ。工業用地がなくなり、新たに工業団地の開発計画が進んでいる。自動車や造船はかなり受注残がある。老人福祉施設を含めて医療・介護ビジネスも好調だ」
「資金需要が伸びているのは法人よりも個人だ。総貸出金に占める住宅ローンの割合は五年前は一五%程度だったが、今は二五%くらいに増えている」
――原油価格高騰の影響は。
「仕入れ価格は上がっているが、これまである程度は販売価格に転嫁している。倒産が急に増えることはないと思うが、五月に入って増えたので一時的なものかどうか気になる。一段の材料高、原油高になると苦しくなるだろう」
――佐賀より福岡での営業を強化している。
「佐賀県内の貸出金シェアは四五%で、福岡は三%弱。当行が成長する鍵は、福岡でどこまで伸ばせるかにかかっている。今まで福岡市を中心に中堅優良企業の開拓を進めてきたが、今後は北九州地区や筑後地区も強化する」
「既存店を支援するため、福岡本部に“ご商売サポートグループ”を置き、顧客の要望にできるだけ応える体制を整えた。今、新規融資を担当する専担者は二十一人いるが、今後、専担者を含めて営業人員を十人弱増やしたい」
(聞き手は西山彰彦)