20080604 日本経済新聞 地方経済面

 群馬銀行は医療・がん保険の取扱店舗を二店から十四店に拡大した。昨年末の保険商品の窓販全面解禁以降、本店と高崎支店で試験的に取り扱ってきたが、販売ルールづくりなど一定の販売体制が整ったと判断した。ただ当面は積極的な販売にまで踏み込まず、幅広い地域での顧客動向の検証や販売手法の改善点の洗い出しを進める考えだ。
 群銀では昨年十二月にアリコジャパンの一時払い終身医療保険の販売を始め、現在東京海上日動あんしん生命保険のがん保険など四商品を販売している。
 同商品を新たに取り扱うのは、前橋支店や桐生支店、伊勢崎支店、太田支店、渋川支店など十二店となる。
 各支店では投資信託など預かり資産業務と並行して保険商品の販売も行うため、業務内容が複雑化する。行員が他の業務と兼任しながらどこまで保険販売に時間を割くことができるか「少なくとも半年間は検証をする」(個人金融資産部)予定だ。
 全店展開は業務上の問題点や顧客の反応を踏まえ判断する。