20080601 日本経済新聞 朝刊
3大メガバンクの「フラット35」について、最も不適切な記述はどれですか?
(1)民間銀行独自のローンと同様に、団体信用生命保険に入らなければローンを借りることはできない。
(2)民間独自ローンと異なり、団信保険料は金利に含まれていない場合もある。
(3)死亡時だけでなく病気になったときの保障も受けられる。▼正解とミニ解説を下に
(1) 「フラット35」には2種類あります。住宅金融支援機構が銀行からローン債権を買い取る買い取り型(みずほ銀行と三井住友銀行で利用可)と、支援機構は利用者の返済が滞った時の保証役にとどまる保証型(三菱東京UFJ銀行で利用可)です。みずほや三井住友が扱う買い取り型は団信加入が必ずしも必要ではありません。
既に生命保険に入っている場合などには、団信に入らない選択肢もとれます。保証型は扱う金融機関で違いがありますが、三菱東京UFJが扱うものは団信加入が必要です。
団信の保険料は、買い取り型は金利に含まれていません。現時点で借入残高の0.28%程度を金利に上乗せして払うことになります。三菱東京UFJの保証型は金利に含まれています。
団信に入っていれば、病気になった時の保障も受けられます。買い取り型は保険料を2倍弱にすることで3大疾病保障を付けることができます。三菱東京UFJが扱う保証型も、保険料を払えば「7大疾病保障」を付けられます。
日本人の預貯金志向はなお強いといわれるが、現実には貯蓄を保有しない世帯が増加傾向にある。金融広報中央委員会がまとめた2007年の「家計の金融行動に関する世論調査(2人以上世帯調査)」によると、無貯蓄世帯は20.6%と10年前(1997年、10.2%)に比べ倍増した。
無貯蓄世帯のうち77.1%は金融機関に「口座を保有している」と答えている。第一生命経済研究所主席エコノミストの熊野英生さんは「現在に至るまでに将来への備えをすべて取り崩してしまった世帯が多い」と調査結果を分析する。
貯蓄残高が減少した世帯に理由を聞いたところ、51.3%が「定例的な収入が減ったので貯蓄を取り崩した」と回答した。今後も、賃金の頭打ち傾向や年金受取額の実質目減りが予想されるだけに、無貯蓄世帯の高止まりは続きそうだ。
3大メガバンクの「フラット35」について、最も不適切な記述はどれですか?
(1)民間銀行独自のローンと同様に、団体信用生命保険に入らなければローンを借りることはできない。
(2)民間独自ローンと異なり、団信保険料は金利に含まれていない場合もある。
(3)死亡時だけでなく病気になったときの保障も受けられる。▼正解とミニ解説を下に
(1) 「フラット35」には2種類あります。住宅金融支援機構が銀行からローン債権を買い取る買い取り型(みずほ銀行と三井住友銀行で利用可)と、支援機構は利用者の返済が滞った時の保証役にとどまる保証型(三菱東京UFJ銀行で利用可)です。みずほや三井住友が扱う買い取り型は団信加入が必ずしも必要ではありません。
既に生命保険に入っている場合などには、団信に入らない選択肢もとれます。保証型は扱う金融機関で違いがありますが、三菱東京UFJが扱うものは団信加入が必要です。
団信の保険料は、買い取り型は金利に含まれていません。現時点で借入残高の0.28%程度を金利に上乗せして払うことになります。三菱東京UFJの保証型は金利に含まれています。
団信に入っていれば、病気になった時の保障も受けられます。買い取り型は保険料を2倍弱にすることで3大疾病保障を付けることができます。三菱東京UFJが扱う保証型も、保険料を払えば「7大疾病保障」を付けられます。
日本人の預貯金志向はなお強いといわれるが、現実には貯蓄を保有しない世帯が増加傾向にある。金融広報中央委員会がまとめた2007年の「家計の金融行動に関する世論調査(2人以上世帯調査)」によると、無貯蓄世帯は20.6%と10年前(1997年、10.2%)に比べ倍増した。
無貯蓄世帯のうち77.1%は金融機関に「口座を保有している」と答えている。第一生命経済研究所主席エコノミストの熊野英生さんは「現在に至るまでに将来への備えをすべて取り崩してしまった世帯が多い」と調査結果を分析する。
貯蓄残高が減少した世帯に理由を聞いたところ、51.3%が「定例的な収入が減ったので貯蓄を取り崩した」と回答した。今後も、賃金の頭打ち傾向や年金受取額の実質目減りが予想されるだけに、無貯蓄世帯の高止まりは続きそうだ。