20080425 日本経済新聞 朝刊

 第一生命保険と損害保険ジャパンは二十四日、提携関係を強化すると発表した。九月をメドに両社の子会社に、互いに最大一〇%ずつ出資する。両社は二〇〇〇年に包括業務提携を結び、保険商品を相互に供給している。互いの子会社の持つ商品やノウハウを生かし相乗効果を高めたい考えだ。
 損保ジャパンは第一生命の子会社で変額年金商品などを取り扱う第一フロンティア生命保険に出資する。第一フロンティアの現在の資本金は五百億円。九月をメドに五百億円増資する計画で、損保ジャパンはこのうち百億円程度を出資する。
 損保ジャパンは十月から、親密な地方銀行や信用金庫に対し、第一フロンティアの変額年金をあっせんする。損保大手の東京海上日動火災保険などはグループ会社で変額年金を手掛ける生保子会社があるが、損保ジャパンは扱っていなかった。第一フロンティアの商品で品ぞろえを補う。第一フロンティアにとっては、自社商品の販路が広がるメリットがある。
 一方、第一生命は損保ジャパンの子会社で生保商品の通信販売を手掛ける損保ジャパン・ディー・アイ・ワイ生命保険に出資する。出資額は十億円程度。
 第一生命は同社への出資を通じ、生保の通信販売のノウハウを手に入れる。

------------------------------------------------