20080423 日本経済新聞 朝刊

 国内の生命保険会社四十社の二〇〇七年度の保険料収入が二年連続で前年度実績を下回る見通しとなった。大手生保では保険金不払いの調査で営業が手薄になったほか、変額年金も株価下落などで販売が低迷。少子高齢化や人口減で生保市場が縮小するなか、不払いで契約者の信頼が揺らいでいる影響も出ている。
 生命保険協会が二十二日発表した事業概況によると、〇七年四月―〇八年二月の四十社合計の保険料収入は前年同期比二・四%減の二十四兆七百四十九億円。三月分を考慮しても、前年度の実績を割れるのが確実な情勢だ。一件ごとの保障金額を積み上げた個人保険の新規契約高も、十一年連続の前年割れになりそう。個人年金の新規契約高も、同一〇・二%減の七兆一千七百八十一億円と六年ぶりに前年割れの見通し。

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