20080406 日本経済新聞 朝刊




 「所得補償保険」と「収入保障保険」はどう違うのでしょうか?



 収入保障保険と所得補償保険は、名前が似ていますが

違う種類の保険です。

収入保障保険は生命保険、所得補償保険は損害保険です。

どちらも主な目的は同じで、一家の大黒柱が倒れたときに

家計収入を保障します。



 収入保障保険は被保険者が死亡したときに保険金が

支払われます。

普通は年金払い方式などです。死亡保険金を分割払いする

生命保険と考えればわかりやすいかもしれません。

保険金の支払期間は、はじめに何年間か決めておく方法と、

保険期間中に被保険者が死亡した場合に契約が残っている

期間だけ支払う方法にわかれます。



 一方、所得補償保険は、被保険者が生きているときに

保険金が支払われます。

病気やけがにより長期間働けなくなったとき、給料と同じ感覚で

月払いで保険金が出る商品が多いようです。

ただ、一般に保険金が支払われない「免責期間」があり、

すぐに収入が補てんされるわけではありません。

2年以上の契約期間もありますが、1年ごとに契約を更新する

商品が主流です。保険金の支払いがないまま1年間の

契約期間が終わると、保険料の20%程度が戻ってくるのが

一般的です。

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