20080330 日本経済新聞 朝刊




 世間相場が分からなくて困る典型例の一つが結婚式のご祝儀だろう。友人や同僚の結婚式のご祝儀にいくら包むか聞いたところ「三万円」との答えが六四%と圧倒的に多かった。



 「三万円と決めているので迷わない」(埼玉県の男性、44歳)との声もあったが、やはり迷っている人が多かった。「出席する友人や同僚の金額が気になる」(静岡県の男性、51歳)など、周囲とのバランスを気にかける声が目立つ。



 ほかに迷う材料として「結婚する人との間柄や親密度合い」(千葉県の男性、35歳)、「夫婦で呼ばれたとき」(埼玉県の男性、45歳)、「正式な披露宴がなく、パーティー形式のとき」(東京都の女性、46歳)を挙げる人がいた。



 世間相場を軽くみることはできない。「同僚の結婚式で上司のご祝儀が一番少なかったと聞かされ、驚いた」(東京都の男性、36歳)、「同僚の結婚式で新婦の直属の課長が二万円しか包まなかったことに驚いた」(京都府の女性、25歳)など、後々まで話題にされる恐れがあるからだ。一方で「先輩より多い金額を出して怒られた」(静岡県の男性、42歳)という人もいて、何とも悩ましいテーマだ。



 調査の方法 調査会社のマクロミルに依頼し、インターネットで実施。対象は職業に付いている全国の成人男女で、有効回答は六百十八人(男女半々)。




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