《がん治療》第6クール(R後16日,CHOP後11日)。 | 帰ってきた『がん男(マン)』・ジウージョの右脳読書!

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2012年11月、《悪性リンパ腫》が発覚、約8か月の治療を終える。
最後の治療から丸3年の経過観察を終えた頃、再びあの病魔が…。
2016年8月、帰ってきた『がん男(マン)』の治療日記!

4月12日(金)、第6クール(R後16日,CHOP後11日)。


【4/12のデータ】
体重72.85kg(前日比-1.15kg)
体温36.4℃

指のしびれと痛みが強い。
ときどき痛む程度だったものが、痛みが持続するようになって、どちらかというと疼きに近い。
何かに集中していないと気になる状況だ。

朝食後、ダイフェン1錠を服用。
吐き気は少し残るが、味覚の変化はほぼなくなった。


6クールを終えた時点でのCT検査を受けるため、午後から病院へ。
今回は血液検査もなく、すぐに造影剤を点滴するための準備へ向かう。


左腕にゴムバンドを巻いた後、どこの血管に針を刺そうか考えている看護師さん。
改めて眺めてみると、私の両腕には昨年12月から受けてきた抗がん剤の治療の注射針の後がたくさんある。
手首に近い手の甲側をロックオン。
「ちょっとチクッとしますね」と確認し針を刺すが、ちょっとで終わらず、しばしの苦戦。


結局、点滴は右腕からすることに変更した。
どうやら左腕には、針を刺す場所が限られてしまうのだ。
「7クール目からの点滴は右腕にしなくちゃいけないだろうなぁ…」と思った。


(抗がん剤の点滴後は副作用で吐き気がするのだが、今回は抗がん剤の点滴ではないのに注射針を刺した後から吐き気が込み上げてくる。まるで、身体が点滴針を拒んでいる感じ。)


CT検査は造影剤なしで1回撮影し、2度目は造影剤を点滴してから撮影する。
造影剤の点滴で全身がポッカポカになる現象も、もう珍しくなくなった。
無事に撮影を終了し、結果が出るのを待合室で待つ、待つ、待つ……。


担当医師に促され診療室へ。
CT撮影された自分の身体の連続輪切り映像を見ながら
「確実にがんは、小さくなっています」と告げられる。


「しかし、小さくなるということは、まだ(がん細胞が)ある、ということです。」
「以前、6クールから8クールの治療を行うという説明をしていたのですが、8クールまで治療を行うことにしたいと思います」と担当医師。


7クールの始まる日を確認し、放射線治療を行う福大病院に、治療前の準備のため通院しなければいけないと説明を受けて、この日の予定を終えた。





【副作用】

★☆☆☆☆ 頭痛
★★☆☆☆ 胸のむかつき
★★★☆☆ 指の痺れ
★☆☆☆☆ 身体のだるさ
★★☆☆☆ 総合評価


★×1 少しつらい
★×2 つらい
★×3 かなりつらい
★×4 非常につらい
★×5 想像できる最大のつらさ




図書館で借りた『雲のカタログ』!
さすらいの『がん男(マン)』・ジウージョの右脳読書!-雲
仕事での失敗や点滴の憂鬱を感じたときは、青空でも眺めてリフレッシュ。
青空に浮かぶさまざまな雲。
夕日に映える雲。
たくさんの写真を使って分かりやすく雲の説明が記載されている。
広大な風景を眺めながら、自分の存在や悩みのちっぽけさを思う。
週末はリアルに雲を観察するのも悪くないな(笑)。






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