《がん治療》抜鉤&検査! | 帰ってきた『がん男(マン)』・ジウージョの右脳読書!

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2012年11月、《悪性リンパ腫》が発覚、約8か月の治療を終える。
最後の治療から丸3年の経過観察を終えた頃、再びあの病魔が…。
2016年8月、帰ってきた『がん男(マン)』の治療日記!

【11月9日(金)】手術後7日目
縫合した傷口のホチキス(糸ではなくステープラーの針)を除去するために病院に行く。
最近は開腹した際の傷は糸で縫わないらしい。
コチラの方が痕が残りにくいのだとか…。

しばらく泌尿器科の待合室にいると『ジウージョさーん!』と診察室に呼ばれた。

そして、いつもの担当の美人女医にあられもない姿をさらす。
そう、再会してすぐにティンティンを見せるという超ハードプレイ。

傷口の回復具合は順調だそうだ。
若干白く膿んでるようになっている部分もあるが、気にしなくていいレベルだそうだ。
さっそく、抜糸ならぬ抜鉤(ばっこう)の作業を行う。※鉤は『かぎ』という意味がある

ジウージョは傷口がグロいのと、処置を見てると失神するといけないので目をそらす。
チキン野郎でスマミソン。

パチパチパチ…と音が聞こえるとチクチクチクと感覚が返ってくる。
これが抜鉤の感覚なのか?
それとも下の毛を生えかかっているので、それに触るとチクチクするからなのか…。
そんなことを考えているうちに無事、抜鉤終了。

傷口にガーゼをテープで留めて処置も終了。




続いて、『肝臓の影』について調べるためMRI検査を受ける。
前回のMRI検査は『精巣腫瘍』の疑いがあったため下腹部を中心的に調査していたのだ。
(造影剤を注入した後の時間の差で中心的に検査する部分を変えるのだそうだ)

今回は肝臓を中心に検査する。
MRIの撮影機械は、本当に高価そうに見える。

大きさ的としては、本体が高さ2メートル×幅2メートル×奥行1メートル。
その真ん中に円筒形の穴が開いていて、検査する対象物をここに通すことになる。
円筒の大きさは直径60センチくらいの円×奥行1メートル。
その本体に昇降機能がついたベッドがセットになっている。

左腕に点滴の針を刺されベッドに横たわる。
MRIの中は騒音がうるさいので遮音のためのヘッドホンを装着する。
円筒形の中にボクが入るとヘッドホンから指示が聴こえる。
胸部のレントゲンを撮るときのように息を吸って止めてと指示される。

いよいよ造影剤が注入された。
今回の造影剤にポカポカ効果はなかった。

円筒の外側では撮影するための機械が回っているのだろうか、グルングルン回る音が聞こえる。
そして、いつものピーピーガーガー音。
ヘッドホンをしてても結構うるさい。

15分程度の検査が終了。
その日は検査結果を聞くこともなく、会計を済ませて帰路に就いた。

次回の来院は11月14日(水)となる。
その日は頭部のMRI検査を行う予定だ。