リーダーの修行ノート / 田中和彦 (本年140冊目 / 通算647冊目)
「同じ性格の人たちが一致団結しても、その力は和の形でしか増やせない。
異なる性格の人たちが団結すれば、積の形で大きくなる」
西堀栄一郎(登山家、南極観測越冬隊長、真空管の開発技術者)
リクルートの先輩が教える
リーダーに必要な『部下を動かす5つの力』
・すごい(専門性)
・すてき(人間力)
・ぶれない(一貫性)
・ありがたい(返報性)
・こわい(厳格性)
「リーダーとは、『希望を配る人』のことだ」
ナポレオン
ある日、少年は旅に出ることになった。
少年は、すごく貧しかった。
食べるものもなかった。
母親は、少年に1つの包みを手渡した。
「この中には、一切れのパンが入っています。
旅の途中で、どうしてもお腹が空いてしまったら、食べるんだよ。
でも、最後の一切れのパンだからね。
最後の最後まで取っておくんだよ」
そして、少年は旅に出た。
辛い旅だった。
空腹に負けそうなときもあった。
でも、母の言葉を思い出し、懐にある一切れのパンの包みを触るだけに留め、包みを開けることなく、旅を終えることができた。
旅を終え、食料を得た少年は、はじめて一切れのパンの包みを開けた。
その中から出てきたものは、木のかけらがひとつ。
この木のかけらのおかげで、旅を終えることができたのだ。
少年は、母に感謝した。
この物語の包みの中のパンこそが『希望』である。
「人々が自分に調和してくれるように望むのは、非常に愚かだ」
ゲーテ
「ある仕事ができるか?と聞かれたら、いつだって『もちろんできます!』と返事をすることだ。
あとから必死にそのやり方を見つければいいのだから」
セオドア・ルーズベルト
「特別なことをするために特別なことをするのではない。
特別なことをするために普段どおりの当たり前のことをする」
イチロー
「最も強い者が生き残るのではない、最も賢い者が残るのでもない。
唯一生き残るのは、変化する者である」
ダーウィン
「馬を水辺に連れて行くことは、馬の扱いに慣れた人間ならたやすい。
しかし、馬に水を無理やり飲ませることはできない。
馬が自ら水を飲みたいと、口をつけて飲まないかぎりは」
イビチャ・オシム
「一日に一つだけでも自分の感度を上げる仕事をしなさい」
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」
山本五十六
「富とは、持っているお金の額のことではない。
富とは、お金をすべて失ったときに残っているもののことである」
ロジャー・ハミルトン