第521回「自分でやる気になること」 | 社長備忘録

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かくすればかくなるものと知りながら やむにやまれぬ大和魂

12月25日(月)今年最後のスピーチの内容は、「自分でやる気になること」についてでした。

 

座右の銘は、初代タイガーマスクで格闘家の佐山聡氏が合宿で言った「自分でやる気になること。これも技術のうち」という言葉だそうです。

 

これは合宿でキックミットを蹴っている生徒が、おそらく本人は全力で蹴っていると思うのですが、先生は全力の蹴りを知っているので、力を出しきれていない生徒に厳しく指導し続けます。

 

そして、最後にはスイッチが入ったように力強い蹴りが出るようになり、そこで、「これさー、自分たちでやってほしいのこれ。オレは手助けするだけだから。」と言います。

 

そうなんです。指導者はスイッチの入れ方を教えることは出来ますが、そのスイッチを入れるのは本人しかできません。

 

また、よく「モチベーションが上がらない」と、環境のせいや他人のせいにする人がいますが、モチベーションも自分自身で上げるものです。

 

武道においては、「心技体」という言葉があります。「心を磨き、技を極め、体を鍛える」

 

同様に、ビジネスにおいても、心は「やる気」、技は「能力」、体は「健康」と言えます。

 

その中でも、まずは「心」ありきです。心のスイッチが入っていれば、目標に向かって努力したり、能力を高めたり、健康な体を保つことができます。

 

最後に、自分の人生は自分しか生きられません。「やる気は自分で、可能性は無限大」と胸に刻み、人生を謳歌してほしいと思います。

 

以上、ありがとうございました。