(続き)
大学生になった。
嵐はCMとか、ドラマとか、テレビで見る位。
その間NEWSや関ジャニ、KAT-TUNなんかの後輩グループがデビューしていた。
新しいデビュー組もたくさんいる中、特別に好きって訳でもないけれど、それでもやっぱりCDを借りるのは嵐だった。
2008年。
大野担としても、嵐としても、転機と言われる年。重要な年だ。
私はこの年、大学を卒業して社会人になっていた。
初めて親元を離れて一人で生きていく。
慣れない環境、慣れない仕事。
直属の先輩ともそんなにうまくいってなくて、ストレスが溜まる日々だった。
久々に連休が取れて実家に帰省した日、その日は大野担には外せないドラマ「魔王」の第一話放送日だった。
何気なく見たそのドラマ。
「大野くんってこんな演技もできるんだ」
大野智に対する見方が変わった日だった。
それまでの大野くんのイメージは「うたばんでの下剋上コントの面白い人」だったから。