拡張相肥大型心筋症、病歴30年以上です。
ペースメーカー埋込後ある程度心不全に悩まされる事が減りましたが2023年より症状が悪化しました。
心臓移植レシピエント登録済みなので、2024年に補助人工心臓(VAD)埋込ました。
病気のことや日々の私生活も記事にしていこうと思います。
VAD植込み手術後に心タンポナーデとなってしまいました。
心臓を包んでいる2層の膜(心膜)の間に体液などの血液が貯留し、心臓が圧迫されることです。 その結果、血液を送り出す心臓のポンプ機能が阻害されます。
心タンポナーゼに対する処置を穿刺にて抜くのか、外科手術にてドレーンを設置するのかの2択のようでした。エコーなどした結果、下されたのは後者でした。
VAD手術を受けて回復しようと思っていた矢先に体調不良。しかもまた外科手術。全身麻酔だそうです。流石に心が折れましたね。嫁に電話連絡したときは少し泣けてきました。もちろんいきなり手術と聞かされた嫁もビックリしたでしょう。
この手術自体は1〜2時間くらいで終わりました。意識覚醒も早かったです。
しかしここからがきつかった。術後2〜3日はキツイのがまったく変わりません。首からにはスワンガンツカテーテル追加されました。これも処置が終わった後、気分悪くてリバース!
水分指示も特になかったので普通にお茶を飲んでたら浮腫みも悪化。その浮腫みを取るために透析も始まってしまいました。
やっとまともになったのは2/10くらいです。
なので約2週間くらいがかなり地獄でした。あまりの辛さに、なんで手術なんかしちゃったんだろ。何もしなくて、そのまま死んだ方が楽だったのかもとか極端すぎる思考もあったらしました。
でもね、頑張れるもんですよ。毎日目には見えないけどほんの少しはよくなってるんだし。
いつか退院すれば大好きな子供達に会えるんだ。
2/7には嫁にも会って元気貰ったじゃないか。
ロアッソも観に行くんだろ。まだ生きたいんだろ。
ほんと気力だけでした。
あとこの期間でで覚えてる事は2/7の面会の時にプリンを貰いました。もちろん主治医に相談して買ってきてもらいました。食べたのはちょっと元気になったバレンタインくらいです。
共有の冷蔵庫に入れてもらってたら、名前シール貼られたので消してます。
このプリンを食べる気分になるまで数日待ったんです。それくらいきつかったです。
今回の記事は詳細少なくてすいません。
ほんと、それくらい精神も何もかもやられた時期でした。正確には覚えてません。
では次回へ続きます。
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