娘ムームーが3月末から4月4日まで、久しぶりに日本に滞在した。
その間にとても感激した出来事があった。
その１
大阪に滞在した時タクシーに乗ったのだが、
降りてから、
買ったばかりのレイバンのサングラスが無いことに気がついた！
ちょっと前、私があげたレイバンをなくしたので、
（私は現在度付きのサングラスを使用してるために不必要になった）
新しく似たようなのを買ったのであった。
（なくしたと思ったけど、２ヶ月後にジャケットのポケットに入ってたけどね）
で、
タクシー会社に連絡したら、
もうすでに遠くに行ってしまったのに、
サングラスを渡すためにわざわざ引き返してくれたのであった。
ムームーは引き返した距離の運賃をお支払いしますと言ったのだが、
必要ないと言われたので、
３千円ほどの礼金を渡そうとしたが、
どうしても受け取ってもらえなかった。
そして
こんな名刺までプレゼントしてくれたのであった。
もう感謝感激で涙がちょちょぎれそうだったらしい。
こういう親切なタクシーの運転手さんが存在するのって、
多分
日本だけだと思う。
ローマなんて、
今ではタクシーをアプリで呼べるようになったので、
口コミを書かれるから、良心的になってきてるけど、
ちょっと前までは、観光客が多いので、
ぼったくりタクシーが横行してたし。
キューバでは
やはり観光客相手なので、
キューバ人のお給料は月6000円くらいなのに、
タクシー代は東京より高かった。
北京ではなんだかわからんけど乗車拒否にあったし。
日本のタクシーほど良心的なタクシーは存在しないのではないだろうか。
嬉しかったことの その２
ムームーは10年前にモロッコで買った
フェイクのカルティエのラブブレスを愛用していたのだが、
だんだん汚らしくなってきたので、
買い換えたいと言っていた。
当時は高校生だったのでお小遣いではフェイクしか買えない。
でもそのうちどんどん、ラブブレスの価格が値上がりして、
10年前の2倍に膨れ上がってしまった。
本物を買うのはバカくさいので、
日本で質流れの物件を探していたのだが、
思ったより高く、予算を少しオーバーする。
で、
カルティエの別のブレス、ジュスト・アン・クル（ただの釘という意味）が
日本でヨーロッパで買う値段よりなんと、
16万円も安く売ってる事を、もう帰るという日に発見した。
ラブとアンクルーは４０代で早逝した
イタリアの宝石デザイナー、アルド・チプロの作品。
1969年に生まれたラブブレスは
カルティエの売り上げの大半を占めるかも。
で出発の日、成田飛行場のカルティエショップに駆け込んだ。
だが、乗る飛行機が出る第２ターミナルのショップにはムームーのサイズがなく、
第１ターミナルにしかないことが判明した。
すると責任者の男性が、
それでは取りに行ってきますのでお待ちくださいと言い残して去っていった。
その間 搭乗に間に合わなくなるのではと
ヒヤヒヤしながら待っていた。
早めに空港に行けばとムームーに言ったのだが、
旅行から帰ってきてから東京で桜が満開したので、
出発のギリギリまで桜見物をしてた。
２０分ほどして戻ってきた店員さんは、
汗びしょびしょだったそうなので、
第１ターミナルまで猛ダッシュしたのではないか。
とにかく 日本人の仕事熱心さと親切心には感心したそうだ。
だって他の国の店員さんだったら、
買うかどうかわからないお客のために、
そこまでしないと思うよ。
そのほか 日本でムームーが買った物。
掛け軸。
これは日にちがいるので、
私が事前に楽天で購入、ムームーが東京にいる間に届くように設定した。
あと
京都で買った イサムノグチの明かり。
これ、イタリアでは日本の値段の4倍で売ってるそうだ。
本当は他のタイプが欲しかったけど、
その時売れ切れてたし、飛行機に持ち込めないと言われ断念した。
それと韓国コスメとユニクロの服も買った。
以上がムームーが日本で買った物でした。