新しいボキャブラリー、ヒキコモリ | ローマの松の木の下で・・・

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最近イタリアでも、ヒキコモリ兆候軍 が結構増えてきている。

 

 

 

 

(画像拝借)

 

 

 

hikikomori

 

イタリア語に訳さず、

シンドローム ヒキコモリ と、

 

日本語のままだ。

 

 

ひきこもりは日本だけかと思っていたら、

 

イタリアにも現在10万人近くの若者が、

このシンドローム に蝕まれていると言われる。

 

 

 

ひきこもりになってしまう若者は大抵、

 

普通の若者より 繊細で内気。

 

級友たちと馴染めず、いじめに会うことがしばしば、

 

そしてうちに引きこもり、

 

ネットサーフィンなどして、PCの世界にのめり込んでいく。

 

 

最近、あるトリノに住むひきこもりの男の子は、

母親にPCを取り上げられ、

6階から飛び降りて大怪我をした事件も起きた。

 

 

この問題を解決するには、

家族との対話によって、

ひきこもりの若者をバックアップすることが重要らしい。

 

 

でも最近イタリアの家庭は、

離婚の増加で崩壊しつつあるので、

それも難しくなっている。

 

 

昔はオープンで陽気なイタリア人、

いじめもほとんどなかったけど、

 

最近はいじめやPCオタクが増え、

 

社会傾向が変化しつつあるような気がする。

 

 

うちの息子Sも高校の頃、

内気で同級生と馴染めず、

ほとんど友人もいなくて時々イジメに会い、

休みもうちにこもりがちだったので心配したが、

 

大学生になってから友達が増え、

外交的になってきたので、

ホッとしている。

 

心配なのは、いつまでたっても彼女ができないことぐらいか。

 

そういえばうちだけでなく、

昔から知っているママ友に久しぶりに会ったら、

彼女の息子たちもちっとも彼女を作ろうとしない

とボヤいていたっけ。