イタリア蚊の増加と網戸取り付け | ローマの松の木の下で・・・

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おととい、念願の、網戸の取り付け工事をした。

 

 

 

イタリアは私が初めて来た頃(30年以上前)

蚊の存在は皆無だった。

 

しかし地球の温暖化と異常気象で雨が増え、

以前はカラッとしていたのに、

最近はジメッとして湿度が高くなった。

 

それに伴いカビが増えたため、

壁を塗るペンキを特殊なのにしたり、

湿気が多いバスルームに除湿機を置いたりして、対策をとった。

 

その他、 昔いなかった蚊が増加した。

 

 

アパートの寄り合い会議でも蚊対策として、

年1回、殺虫剤を専門会社に頼んで庭に散布するのだが、

全く状態は改善せず。

 

 

 

これに対して節約派の夫は、

住んでるところだけ薬を撒いても、

蚊は隣近所から移動してくるので無意味だ

と一人反対してるのだが、

無知な住民はそれを無視し続けている。バイバイ

 

 

 

 

4階の我が家にも、

窓を開けると蚊が侵入するようになった。

 

 

その度にパチンパチンと手で取っていたのだが、

去年はあまり多いので、ベープマットを各部屋に置いたら、

子供達が目が痛くなったと言うではないか。

 

 

 

その上

窓を開ける度に侵入する、

ハエや蜂を雑誌で叩いて殺すのに疲れ果て、

今年やっと、念願の網戸を設置することとなった。

 

 

取り付けを決定するまでここ数年、

お金をなるべく使いたくない夫と議論(口論?)してきたが、

毎年のように不満を言ったせいか、

今年はやっと折れてくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

窓の開閉のメカニズムが引き戸式の日本と違っているので、

網戸はロールカーテン式に、

上から引っ張ってきて、下で引っ掛けて止めるようになっている。

 

 

高さがある窓は横に引っ張って、

磁石で止める様式だ。

 

 

これ結構開閉が面倒なので、

多分、虫が入ってくる夏は閉めっぱなしにするつもり。

 

 

ある知り合いは、

網戸を設置するお金がないので、

網だけ買い、テープで窓枠に貼ってた。

 

 

取って簡単に洗濯できるから便利だ、

と自慢してた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

設置が終わってやり方を教えてもらい、一応工事は終了したのだが、

ドアの設置もすると聞き、

ついでに、調子が悪い応接間の引き戸を見てもらった。

 

 

 

 

 

 

 

この引き戸、2年前につけた時、

お店のプロの人に頼まず、(設置は別料金)

節約家の夫は、知り合いのルーマニアの左官屋さんと一緒に設置した。

(引き戸設置の前に壁を修正するので)

 

ところがこの引き戸、重いのなんのって。

開閉が億劫になるほど 重い!

 

 

 

職人さんが引き戸を外してみると、

 

誰がこのドアつけたの〜?

と驚愕の叫び。

 

 

レールについてる車輪が上下反対についてたと言う。

 

 

こりゃぁ、動かないはずだ!

 

見てもらってやっと、

スルスル引き戸が滑るようになって良かった!

 

 

30ユーロのチップを支払い、

職人さんは帰ったのだが、

 

去った後、大きい窓の網戸を試してみると、

なかなか閉まらないし、

やっと閉まったと思っても、

3分もすると自然に開いてしまう。

 

 

その後、帰ってきた夫に事情を話し、

すぐその職人さんを呼んでもらった。

 

 

そして数時間後に再び来て直してもらい、

やっとまともな網戸になったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今満開のジャスミン。

 

 

芳醇な香りを放つのだが、

ここ数年、嗅覚障害に陥ってるため、

匂いを想像するしかない。ショボーン