綿棒がなくなり、スーパーマーケットに買いに行った。
探しても探しても見当たらない。
で、一緒にいた夫が一体どこに置いてあるのか聞きに行ったら、
綿棒は以前製造していたものが基準から外れるので、
全て回収された とのことだった。
ニュースを見てみると、
1月から、Bio degradabile 生分解性プラスチックの綿棒でなければ
販売できなくなったとある。
生分解性プラスチックは 微生物によって水と二酸化炭素に分解されるそうだ。
綿棒は9%の海辺のゴミを占めるので、
間違って海に流れて、お魚さんが食べると大変なことに!
生態系が変わる可能性 が出てくる!
綿棒だけでなく、一部の洗い流す化粧品にも微量のプラスチックが含まれていて、
海に流れ込む恐れがあるということで、
2020年から禁止、
2021年からはストローや使い捨て、プラスチックの皿やコップも禁止になるそうだ。
プラスチックが分解するのに、1000年という
気が遠くなるような時間がかかると言う。
コーンスターチを原料にしている生分解性のだと6〜24ヶ月だそうだ。
スタバでは2年以内に
1部を除き、ストローなしで飲む容器になっていくことになった。
綿棒は分別できないから、生分解性になることは
とてもいいことだと思う。
ものが溢れる現代社会、
それに連れてゴミ問題が悪化してくる。
色々便利なもの、可愛いものを、購買欲に駆られて買ってしまいがちになるけど、
持ち物をミニマムにして生きていくのは
エコの面でも大事だな。
今ネットフィックスでマリエ・コンドーさんの番組が人気だけど、
これ見ると、アメリカでは家が物凄い量のオブジェだらけで
整理に悩んでる人が多いみたい。
そうなったら大変だ。
綿棒が切れてしまったと思った我が家に
タンスの奥から生分解性プラスチックの綿棒が出てきた。
(夫は捨てずにいろんなものを隠し持ってる)
先が細くて奥が太い、赤ちゃんの耳を掃除する仕様。
うちのムームーはハタチだから、
この綿棒、一体いつ買ったんだろう?