パワーディレクター2024を使ってみる(動画編集ソフト) | 本を持って南の島へ

パワーディレクター2024を使ってみる(動画編集ソフト)

スピーチの途中で「思いおこせば、あれは10年前のことでした」なんて喋りだしたら、話が長くなるぞ~ 覚悟しろ~ という警告です。

 

 

PowerDirectorのアップグレード版を購入し、インストールと動画編集をしたので以下に記録しておきます。

 

 

アウトプット:

結論から。これがパワーディレクター2024で作ったショート動画。こういう縦長動画の編集をやりたかったんです。

 

 

いきさつ:

思いおこせばあれは11年前のこと。PowerDirector10 Ultraを買って動画の編集を始めました。その後、2015年に同14 Ultraのアップグレード版を入手し最近まで使ってたんですが、今はやりのショート動画の縦長画面(9:16)が編集できないんです。

それで無料動画編集ソフトのDavinciResolveをインストールしたけど失敗

 

 

購入:

仕方なくAmazonでPowerDirector2014のアップグレード版を8,500円くらいで購入。アップグレード・乗り換え版なので通常版よりは6,000円くらい安価。中身はDVD2枚とカラー印刷の立派なマニュアル。

 

 

インストール:

DVD-1のメニューからインストールを起動。5~6分で終了。パフォーマンス向上のため、GPUのハードウェアアクセラレーションを最適化するか尋ねられ「はい」を選択。

 

追加インストール DVD-1:

同じくメニューからContent Pack Premiumの1,2,3,4,5をインストール。それぞれ結構時間がかかるが、動画の多彩な加工ができることを期待して全部入れておく。

 

最初に既存の同Premiumのアンインストールをするか尋ねられるので同意。旧版のもののアンインストールなのかは不明。

 

最後にブロガーソーシャルメディアパックを選択。これがいつまで経っても終わらない。DVDのアクセス音はするが3~40分経っても終わらず。なので途中でDVDを取り出して強制的に中断。

 

追加インストール DVD-2:
コンテンツパックエッセンシャルとモリサワフォントをインストール。各種のモリサワフォントのうち映画字幕風フォントは上述のショート動画にさっそく採用。

 

 

アイコン:

インストールすると2つのアイコンが現れる。ひとつはパワーディレクター、もうひとつはスクリーンレコーダー4。

 

後者はパソコン画面の操作を動画ファイルにするときに便利。たまに使ってたやつの進化版。アイコンはタスクバーに押し込んでおく。

 

 

蛇足:

PowerDirector 2024をインストールしても、旧版のPowerDirector14は残存し起動できる。

 

 

PowerDirector2024の起動:

初めて起動するとDVD-1のジャケットに書かれているプロダクトキーの入力を求められる。次にアップデートがあると案内され、22.0.1926から22.0.2213へアップデート。

 

 

動画の試作と各機能の練習:

以前公開した横長動画(*1)をもとに、縦長動画を作ってみる。

・画面の中央部が9:16の縦長部に来るよう画面サイズを調整。両脇は切り捨てられる。

・縦長だと空が大きすぎるのが目立つので上にずらす。

・下は黒くなるので、ここに字幕を入れてみる。

・カラーエンハンスメントを使って色合いを調整。

・元の動画は無音なので、音声トラックに音楽(*2)を加える。

・動画の長さに合わせて、音声トラックの長さを調整。

・音声トラックの末尾をフェードアウト(*3)。

とまあ、いろいろ試してみたところ、多少ユーザーインターフェースは異なるものの、試行錯誤すれば以前と同じような動画加工ができることを確認。

 

 

アップロード:

YouTubeにアップロード。

・縦長だからショート動画になると思ったら大間違い。1分3秒くらいあったためか普通の動画になってしまう。

・PowerDirector2024で最初と最後を少しずつ削る。

・単に最初を削ると音楽の頭が切れてしまうので、音声トラックだけ後ろにずらして冒頭を削除。

・こうやって完成した動画が丁度1分でも、アップロードすると数秒伸びるためかショート動画にならない。

・再度動画を削って、ようやくショート動画が完成。

 

 

視聴数:

ショート動画が公開された途端、あれよあれよという間に視聴数が伸びて18時間後には600以上に。おう、すごいじゃないかと思ったら、その後ぱったり誰も観なくなり視聴数は止まったまま。悲し~

 

 

マニュアル:

どうせ読まないと思ったものの、開いてみたら結構参考になる。さすがは2024版、進化した機能が盛りだくさん。上質の紙にカラー印刷はぜいたくだけど、画像が多いのでやはり印刷はきれいな方が良い(*4)。

 

 

(*1) 元となった横長動画

 

(*2) YouTubeからダウンロードしておいた音楽。

 

(*3) 以前書いたこちらの記事のように、後からYouTubeの編集機能を使って映像に音楽を加えることはできる。ただし、フェードアウトなんかはできない。つまり最後は映像とともにブチッと音楽が切れる。

 

(*4) ダウンロード版にはマニュアルが付かない見込み。