プロも人前に出るまでは、一般の人と同じように緊張します。
しかし、一般の人と違う点はいったん話しはじめると、自分のペースで進められることです。
なぜ、プロは話し出すと、落ち着きを取り戻せるのでしょうか。
実はプロなりに、ある工夫をしています。
プロであっても、ひとたびあがりの感情に襲われると、そこから抜け出るのは至難のわざです。
いくら「あがるな、あがるな」と理性で命じても、感情は従ってくれません。
感情が非常に高ぶると理性が働かなくなります。
こうした状態のときにプロは何らかの「動作」を挟むのです。
すると、不思議なほど感情をコントロールできるようになります。
例えば・・・
・唇をなめて唇を湿らす。
・マイクスタンドを持って位置を変える。
・卓上のおしぼりで手を拭く。
・演台に腕時計を外して置く。
いずれも些細な行為ですが、自分白身の感情をおさめ、自分のペースをつくり出しているのです。
また、演壇に立っていきなり水差しの水をコップに注いで二、三回飲む人もいます。
これもすべてプロと名のつく人の計算された動作であり、あがりの感情をしずめるための行為です。
以上がプロのあがり対策の一例ですが、とにかくあがったときはそのまま話さないことが重要です。
自分の実践しやすい方法を探して試してみてください。