多くの人が、人前で話をしなければならない状況に置かれた時、
「人前に出て話をするのはいやだな」
「なんとかやらずに済めばいいんだけど」
「あがらなければいいけど」
などという消極的な気持ちで人前に出ます。
すると間違いなくあがってしまいます。
このような消極的な気持ちになってしまう原因は、準備が十分にできてなく、自分の話に自信が持てないからに他ありません。
結婚披露宴などのスピーチは、1ヶ月以上も前に頼まれる場合が多いと思います。
誰でもそれなりに準備をして、当日会場に行くはずなのに、自分の話にまったく自信が待てない。
というのは、正しい準備をしておらず自己流の準備をしているからなのです。
「どのような話題で」
「どのような組み立てで」
「どのような話の結び方をしたらいいのか」
ということもまったく分からないままに、手当たり次第に準備をしても、自信が湧いてこないのは当然だと思います。
これは私が実際に経験した話ですが、
あるとき、会社の付き合いでゴルフをしなければならなくなり、それまで私は、全くゴルフクラブを握ったこともなかったのですが、
「ゴルフなんて、止まっているボールを打つのだからカンタン!」と、
練習場でクラブの握り方やスタンスのとり方、スイングの仕方も分からずに、自己流でクラブを振り回していました。
それから数日後、
本番のゴルフ場でティーグラウンドに立った瞬間、頭の中は真っ白になり、胸はドキドキ、手には汗をかいて、1ホール目のティーショットで、見事な空振りをしてしまいました。
自己流の準備はいくらやっても、本人が準備をしたと思うだけであり、これは無駄な労力を費やしているにすぎません。
やはり、正しい準備をしない限りは準備をしたとは言えないわけで、これがあがりの原因の一つとなるのです。