話の中で予想外のことを聞かれると、急に頭が真っ白になることってありますね。
たとえば、面接で「あなたにとって仕事とは何ですか?」というような抽象的な質問をされたとき。
うまく機転がきいて、気の利いた答を返すことができればいいのですが、そんなときに限って、なかなかよい答えが思い浮かばない。
結局、オドオドしたあげく、「私にとって仕事とは、夢を実現する手段です」 なんて、誰でも思いつくような返事をしてしまうものです。
これでは良い結果も生まれないでしょう。
こんなときは、無理やり自分の得意分野に答えを持って行くのも一つの手です。
ゴルフが得意ならば、「私にとって仕事とは、ゴルフです」とズバリ言い切ってしまうのです。
意表を突かれた面接官は「ほう・・・」と必ず身を乗り出してきます。
そうしたらあとはしめたもの。
ゴルフを通して得たものが、実は仕事にも通じるということを説明するのです。
こじつけだろうと何だろうと構いません。
自分の得意分野の話ならば、必ず具体的な話になるので、先はどのつまらない答えよりはよっぽどましです。
このとき必要になるのが、話の展開力です。
ある言葉をキーワードに独自の視点で話を展開させる力のことです。
この力を磨くためには普段からの訓練が必要です。
その方法の一つとして、「三題噺(さんだいばなし)」を遊びとしてやってみると良いかと思います。
三題噺とは、落語で、寄席で演じる際に観客に適当な言葉・題目を三つ出させ、そうして出された三つの題目を折り込んで即興で演じる落語の形態のことです。
三つのお題を必ず盛り込んで、一つのショートストーリーをつくるのです。
発想が豊かでないとおもしろい話はつくれないので、よくマスコミの就職試験などでも使われます。
予想外のことを聞かれたときは、三題噺のように得意分野に話を展開してください。
これは普段の会話でも一緒です。
あらかじめ自分でルールとして決めておくと、あがって頭が真っ白になることはありません。