24時間テレビでドラマ化された心理カウンセラー長谷川泰三 -4ページ目

24時間テレビでドラマ化された心理カウンセラー長谷川泰三

24時間テレビでドラマ化された心理カウンセラー長谷川泰三の公式ブログ

心の音 第八話


「あのさ~、一条さんって時計つけてたっけ?それも多分古いものだと思うんだけど... カチッカチッっていう音のするやつ」



「長谷川さんやっぱり天使さんが好きなんですね(笑) そんなの誰も見ていませんよ。かりにそんなのものを付けていたら目立つと思うんですが...」



「・・・・」



「 あっそうだ!受け付けの子に聞いてみましょうか? 受け付けの時に名前書くでしょ?腕見ているハズですから... でも時計がどうかしたんですか?」



「うん。頼む... ちょっと気になることがあってな。すまん聞いてきてくれ」




田口が受け付けの子に聞きにいって帰ってきた




「そんなの見てないらしいですよ。受け付けの子は一条さんそんなのつけてないっていってましたよ」




俺の勘違いか... やっぱ最近、俺おかしいな。「ゆみこ」の電話から心がざわついて仕方ない...




(カチッ、カチッ)




何の音だろう? 



空調の音かな? 



でもこの前の「ゆみこ」のカウンセリングで聞いた音に似ている。



どこかで聞いたことのある音なんだけど... 




クソッ頭が回らない。




何の音だったか思い出せない。




「今日はこのまま帰るわ。アシスタントの皆さんお疲れさまでした♪」




「えっ長谷川さん帰るの~ カラオケは?? いつもの尾崎豊聞かせてくださいよ♪」




「すっすまん、今日は調子悪いわ。また今度な」




いつもは終わった後、スタッフ皆でカラオケに行って大騒ぎするのが恒例の心理学講座。



でも今日はそんな気になれない.... 



帰ってあの音について調べてみるか... 



空調、時計、その他に(カチッ、カチッ)のような感じの音のするものって何だろう?





つづく




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心の音 第七話



パスはひさしぶりのことだった。



「当たりたい。そして私の問題を解決したい!」



そう思って毎週、講座にきている受講生もおおいのだ。



また名前が書いたカードをくりながら次の人をひきあてる。




「中村さんがあたりました♪ さあ貴方はどうしますか? 私達にボランティアしていただけますか?」



「はい! ありがとうございます♪ この時を待っていました! この時のために半年も講座に通っていたんですから♪ ちょっと聞いてくださいますか? 私の主人の母親のことなんですが....」



姑問題の話しです。



エディプス・エレクトラコンプレックスの心理モデルを使いながら中村さんの問題の核になっているものを分析し受講生全員にわかるよう例え話しをもりこみながら、 笑いあり、涙ありの講座が終わった。



家に帰る人、カラオケに行こうと仲間を誘っている人、食事に行く人.... 

だんだんと人が少なくなってきて、数人の受講生とスタッフが残った。



先程とはうってかわり静まりかえった会場。



一条が俺を見つめていた。




「一条さん、今回パスされましたね。次回は逃がしませんよ♪ 今度来る時には覚悟して講座にきてくださいね(笑)」



「‥‥‥」




彼女からの返事はない。



わざと距離をとるように遠くで俺を見つめる。




「長谷川さん嫌われてるんじゃないですか(笑)」と田口...




「ほっとけ(怒)俺が嫌だったらわざわざ俺がする講座にはこないでしょ?」



「長谷川さんってあんな人好きですよね~」



「あんな人ってどんな人のことだ??」



「あんな人はあんな人ですよ。罪悪感を背負った天使って感じでひかれるんじゃないですか(笑)」




(カチッ、カチッ)




えっ!


時計の音?? 




振り向いた時には誰もいなかった。




つづく







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2014年1月18日(土)「心理学講座」 in 金沢

『 自分が変われば世界が変わる ~ 今年こそ変革の年に ~ 』

目からウロコの力学。

周りの何かを変えなくても幸せは手にはいります!

実は自分が変わらない分、周りの環境や人を変えようと一生懸命に頑張ってヘトヘトに疲れて諦めてしまうのが私たちが持つパターンなのです。

自分が変わることとは?

変わったらどうなるのか?

徹底分析をし、解説いたします。

—————————-
後半に2月より行われる心理分析士養成講座の説明をいたします。
この講座に参加し、申し込みをされた方は超お得な特典がたくさん付いてきます^^
お友達とお誘い合わせの上お越しください!

心よりお待ち申しあげます。


日時 2014年1月18日(土)午後3時~6時(180分)
場所 ヴィアイン金沢 会議室(JR金沢駅構内)
受講料 3800円(現地にてお支払いください)

電話でのお申し込みは 03-6303-2467 まで。

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心の音 第六話



会場にはすでに30人くらいの受講生が集まっていた。



長谷川が尊敬するセラピスト、フリッツ・パールズ博士、アーノルド・ミンデル博士、チャック・スペザーノ博士.... 



みんな「直感」を使う心理療法家だ。


その「場」の雰囲気で問題に取り組み、エクササイズやロールプレイ(心理劇)などを駆使してセラピーを行う。


長谷川もそのやり方でセラピーを行う。



特徴としては『感情』を扱う分野のセラピストである。



「さて、みなさんこんばんわ。今日はどんなハプニングがおこるんもでしょうかね?そのハプニングはどんな気付きと癒しをもたらしてくれるのでしょうか。まず1番目のボランティア、たぶん特攻隊みたいな勇気のある方が指名されるでしょう」




長谷川は受講生全員(長谷川自身も含む)の名前を書いたカードをトランプのようにくりながらまず一人目のカードをひいた。



全員息をのむ一瞬だ!



さて誰が当たるのだろう?




「一条さん。貴方が当たりましたよ♪  どんな問題や質問でも結構です。もし良ければ皆が勉強する為に貴方の問題を今ココでお話しになって解決しませんか? ちなみにパスは一回だけならありですよ」




神様のご指名は妖精の雰囲気を感じさせる色白の若い女性だった。



たまに見かける受講生だ。


まだ直接話しをしたことがなかったのでイイ機会だと思った。




「パス」


「えっ、パスされるのですか? せっかくあたったのですよ。もう今世紀では体験できないチャンスかもしれないです(笑) 」


「・・・・・・」


「このプロセスが偶然ではなかったとしたら、... それが私達が学んでいる心理学の基本的な考えですよね。どうします? やっぱりパスですか?」


「わかってます。だからパス」



「はい... わかりました。では次の人にしますね...」


どうしたんだろうこの子?


顔色が悪くなってきた。



今は「その時」ではないってことか....



つづく




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心の音 第五話



今日は心理学講座の日。


夜の7時~9時までの2時間を使って講座を行う。


長谷川の講座はいつも「テーマのリクエスト」から始まる。


あらかじめ準備、用意されたものではいためにどんなことをするのか、講師本人もわかっていない。



心理学講座の会場に向かうため助手席にアシスタントの田口をのせて車を走らせた。





「今日はどんな講座になるんでしょうね?」と田口が聞く。


「さあ、神様のいうとおりってところだな」



「よく毎回、毎回突拍子もない質問にこたえていますね? 緊張しないんですか?もし自分の知らない分野の質問があったらどうしようかと思わないのですか?」



「うん... 毎回緊張はしているよ。知らない分野か... 講座をやりはじめたころはそんな質問ばっかりだったよ。 机の上で勉強した心理学は臨床の現場ではまったく役にたたなかったってことだ」



「そうですよね。先週の『私いつも目の前にヘビが見えるんです。どうしたらイイですか?』の質問にはビックリしましたね。 それは幻覚ですっていっても本人には見えるだからしょうがないですよね(汗)」



「そうだよ。見えるものはしょうがない、じゃ見えるとしてどうしたらイイかが問題なんだよ」



「ははっ(笑)長谷川さんは『そのヘビは噛まないでしょ?噛まれたことないんじゃないですか? 噛まれた傷跡はありますか?そのヘビは噛まないヘビだから大丈夫♪』 っていったでしょ?どうしてそんなことがわかるんですか?」



「そりゃ幻覚だからね。噛まれることはめったにないって思っただけさ。その対処方法は心理学の本には書いてなかった。突然の思い付きさ(笑)」



「いつも? いつも思いつきでやってるんですか! 心理療法も? 講座も?」




「内緒だ(笑)」


つづく




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心の音 第四話

翌日会社から「ゆみこ」の名前で10万円の振り込みがあったと連絡があった。


20回分の電話カウンセリングの料金だが、19才の女の子にしたら大金だろうと思う。



親が出してくれているのか、危ないことをしているのか?


でもそんな雰囲気でもないし... 


一体どんな女の子なんだろう?



わからない... 想像ができない。



今まで何千件も電話カウンセリングをしてきた、そのせいもあってか受話器をとおして声のトーンや言葉の選び方、話すタイミング、 間の取り方からクライアントの心理状態、雰囲気を読み取れるようになったハズなのだが... 


今回はそれがまったくと言ってイイほど通用しないのだ。


俺の心理分析の手法、それは感情の共鳴による分析。


人の感情は共鳴しあうという心理学博士独自の理論を実践している。


人の心を知るにはまず、自分の心をみつめる事。

もし本当に感情が共鳴するのであれば、自分の心をしっかりとみつめることができれば向き合っている人の感情が鏡に映し出されるということ、 それができれば簡単に、それも瞬時にクライアントの心理分析ができるのである。


そしてそのやり方でカウンセリングを何年もやってきて、やっとコツをつかんだと思ったところで「ゆみこ」の電話なのである...


彼女の話しの内容は一見「孤独」を感じさせるものなのが、感情が全く感じられない。


まるで死んでいる人と話しをしているようだった。


表向きは明るい、でも寂しい.... そんな人の話しは今までたくさん聞いてきたのだが...でも何かが違う。



俺がおかしいのか? 



俺自身の心を彼女に投影しているのだろうか? 


気になってしかたがない。


翌日、事務所に行って受講生の名簿を見せてもらった、だが800名ほどの受講生の中で19才の女の子は見当たらなかった。


年令を偽って受講しているのか? 


それともセラピスト養成コースの説明会なんかで会ったことのあるのだろうか...


でも何で俺の行き着けの店まで知っているんだろう?



近くにいるのかな?



もしそうだったら何で俺に直接話してこないのだろう?


疑問は深まるばかりだった。


明後日は毎週行っている心理学講座の日だ。


ひょっとすると...


何かを期待している自分がいた。



つづく




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あけましておめでとうございます! 本年も宜しくお願いしますね^^

フェイスブック新年のご挨拶の動画^^

心の音 第三話

「ヒント?」

「今日はこれで終わり、これ以上はダメ。一番大切な人でないといやなの...  長谷川泰三32才、感情を扱う心理療法家、毎週大阪で講座を開いている心理学講師」

「えっ?」

「趣味は心斎橋のジャンカラで尾崎豊を熱唱すること。私は長谷川さんのこと知っているのに、あんたは私のこと何にも知らない(笑)」

「どうして知ってるんですか?」

「受講生っていっぱいいるからね~」

「えっひょっとして受講生の方ですか?」

「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。もし私が受講生だったらあんたはマヌケなセラピストって訳だ(笑)」


「・・・・・」


「じゃ切るね。ゆみこの名前で振り込みしておくから、毎週火曜の10時に電話するね。おやすみ」


時計の音... どこかで聞いたことのあるような...


「カチッカチッ...」


何の音だろう?



心の声?



それにしても『勘』のするどい子だ。まるでこっちが心理分析されているような感じがする。 いつものようにうまくいかない。


心のシャッターが絞まっている感じがする。


作り笑い... 無感情... うつ病でもなさそうだし、寂しさを語っているが心から語っているわけでもない。



「20才で死ぬ」ってどういうことだろう? 



虚言でもなさそうだし... 


今までにない感じの依頼者だ。



つづく


本年は皆様ご購読ありがとうございました!
来年もよろしくお付き合いの程をよろしくお願いいたします^^


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心の音 第二話

「いやっそうじゃないよ。一番大切な人にだけ教えようと思うの... 問題はその一番大切な人が私にはいないって事なんだ」

「それは恋人とか親友がいないって事ですか?」

「親友... ちょっと違うんだよね。私が言っているのは『一番大切な人』ってことだよ。わかんないかな?この世に一人だけっていう感じの人探してるの。まだ一度も会ったことないけどね.. 」

「失礼ですが、お名前を何とお呼びしたらいいのでしょうか? 偽名でも結構ですのでよかったら教えて頂けませんか?」

「あっ名前言ってなかったね(笑) 好きに呼んでイイよ。私の名つけてよ」

「好きに呼んでもイイんですか? ん~っ(悩)じゃ~ ゆみこさんでイイですかね?」

「ゆみこ(笑)ひょっとして、それあんたの彼女とかの名前だったりしない?」

「えっ? ちっ違いますよ(汗)」

「‥‥‥」

「私の事はイイですから、ゆみこさんの話しを聞かせてください。一番大切な人って貴方にとってどんな感じの人でしょうか?」

「ははっ(笑)あんたって分りやすい人だね。ゆみこでイイよ。でもあんた全然わかってないわ..   私の秘密知りたい? よ~く聞けばわかることなんだけどなぁ~。誰も気付いてくれないんだもん」

「よ~く聞けばですか..?」

「そうだよ、よ~く聞いて。そしたら私の心の声が聞こえるから....」

「‥‥‥」

「‥‥‥」

「何か聞こえますね。何だろう?時計の音のような...」

「あんた耳イイね。それがヒントだよ」

つづく


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心の音 第一話

長谷川は昼間はコンピューター関連の技術者として働き、夜は自宅で電話を使って行う心理カウンセラーの仕事をしていた。

今日の予約のカウンセリングは全部終了し、留守番電話に切り替えようとした時、電話が鳴った。

「はい、ブイリターンです」

「ここ電話でカウンセリングしてるところだよね」

「はい、カウンセラーの長谷川と申します。はじめての方でしょうか...」

「あんた何か緊張してない? 私19だよ(笑)」

もう営業時間は終わりなので、明日にでもかけてください。

そう言おうとしたのだが、何か「直感」がこの人の話しを聞け!と囁いている... 

いつもこの感覚があった時のカウンセリングは大問題に向き合う事になる。 

(最後の最後にか... 仕方ない)

「それでどんな話しをお聞きしましょうか?」

「どんな話し? カウンセラーなのにわかんないの?」

「はい、超能力者ではないので... 何か悩みでもあるのでしょうか?」

「まあ言われればそうだよね(笑) じゃ悩み言うとするか!」

「はい...どんな悩みでしょうか?」

「私ね20才で死ぬんだ」

「えっ死ぬ? 20才でですか?」

「うん、死ぬよ。何故か聞きたいでしょ? でも言わないよ」

「言いたくないのですね」

「いやっそうじゃないよ。一番大切な人にだけ教えようと思うの... 問題はその一番大切な人が私にはいないって事なんだ」

つづく



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子供のころ私たちは感動する、ワクワクする力っていうものがいっぱいあったっていうことなんです。

ところがあまりにも辛いことが多かった人というのは、この感情そのものを敵のように扱って遠ざけてしまいます。

ところがその遠ざけられた感情の中に自己治癒力みたいなものであったりとか、感動感激、そういったものも同時に無くなっていくわけです。

仮に高校野球の子供たちに、「何々事件があったから今年は甲子園球場に出場停止!」なんてなことを言ったとしたら・・・ 
彼らは千本ノック耐えられると思いますか?

100本ぐらいで手を挙げてもう嫌だって言うと思いますよね。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


結婚されている皆さま、ちょっと思い出してほしいんです。

ダンナに初めて作った弁当のことを・・・(笑)


ウィンナーさんの形がまるで宇宙人のような形をしていませんでしたか?

弁当ひとつ作るのに2時間かけたり、3時間かけたり。この角度は野菜の置き方がとか試行錯誤しながら、

「ああ、できた!もう2時間もかかっちゃったわ」って。

でもその2時間っていうのは夢のような時間だったと思うのです。


最近もそのような方もいらっしゃいますが、15分ぐらいでチャチャチャって作っちゃう弁当なんだけれども、なぜか5時間も6時間もかけたぐらいに疲れちゃう人っていうのはどうでしょう?

それは昔あった、あの情熱がなくなったわけです。

昔、出会った頃、彼とデートする時は3時間前ぐらい前に起きて、化粧も入念にして行ったものですが、最近ちょっと時間に間に合わないどころか、遅刻しちゃう。

それってお弁当の法則と同じように、ひょっとして・・・

デートの行く先が悪いんだとか、

相手の態度が悪いんだ、だから私は感動しないんだ、

そう思っているみなさんがいるかもしれませんが、

ひょっとしたらその行く場所ではなく、私たちの感情が感じられなくなって、不感症になっているような部分があるのかもしれませんよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・



「ああ、私なにか言いたいことを我慢してるな」

我慢している時っていうのはいろいろなことが起こります。


例えば、歯が痛い時に、ぐっと我慢している時を想像してください。

「歯が痛い、歯が痛い、歯が痛い~!」

その時に隣りから 「3×3は?」
「15」 みたいなことがおこります。

なんか私の人生、最近間違いが多いよなとか、そういったことを感じてらっしゃる方は感情抑圧されているのかもしれません。


よく話に聞くのが看護士さんの職場でのできごとです。

それも新人さんに多いのですが、昨日まで担当で仲良くしていたおじいさん、出勤してみるとそのベッドが空、引き継ぎの時に聞くと、どうも昨日の夜中に亡くなったらしい。

せつないやら悲しいやら。

でも、先輩から「また新しい患者さんが入ってくるからね」って言われた時に、泣いている暇なんてないわけです。

でもその悲しみはどこかに消えてなくなっちゃうのかっていうと、そうではありません。

その感情をどこか奥深くに隠しながら、沈めながら患者さんたちに向けてニッコリ笑うんです。

彼女たちは言います、「この仕事を続ければ続けるほど感情が死んでいくようだ」と。

私たちの感動・感激が少なくなってきた裏側に、なにか辛いことがあって、感情自体を遠ざけている。

そんなことがあるんではないでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

おわり

追伸
11月7日(木)18:30~東京で心理学講座があります。テーマは↓詳しくはクリック
『 隠された依存心 ~ 犠牲という満たされない愛の形 ~ 』
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今回は無価値感からの補償行為 
   ~ 犠牲の法則 ~ 
  についてお伝えしますね。
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先ほど出てきたアッシー、メッシー、ミツグ君の話にもどりましょう。

2月14日、運命のバレンタインデーの日に彼女からチョコレートをもらうわけです。
彼は心から彼女の愛情がほしいのです。

そこに 「本命」 と書いた手作りのチョコレートをもらったとしましょう。

しかし取引の思考回路で本命チョコレートをもらったとすると、こんな感じになるんです。

彼   「へえ、なんかすごい大きなチョコレートやね。」

彼女 「うん、手作りだよ^^」

彼   「手作り?直径が25センチ、厚さが3センチ、すっごいなあ。なんや君ってチョコレート作りのマニアやったんや?」

彼女 「なんて書いてある?^^」

彼   「本命って書いてある!すっごくよくできた義理チョコだね~」

彼女 ----- バカ、違う!本当に本命なのに・・・ ----- 




なぜか彼には本命と書いてある、すっごくよくできた義理チョコのような感じがしてしまうんです。

なぜかと言うと、ソレをするからコレちょうだいという取引をやっているわけですよね。

イイ子になってほめてもらうという感じ。

言い換えれば、イイ子にならないとほめてもらえないという感じなのですが、簡単に言えば、送り迎えをして、ご飯をおごってあげて、普段貢いでいるから、だからチョコレートをくれたんだろうなと思ってしまう。

これぞまさに義理チョコ。

私たちは一所懸命に犠牲をして、せっせ、せっせとイイ子になって手に入れるんです。

でも、手に入れたものが全部義理チョコのような感じ。

そこに込められた愛情だけがほしいのに、その愛情だけが手に入らないんです。

イイ子にしている裏側というのは、自分というのは愛されないんじゃないだろうかなと思っている心理があるようです。

だからこそ犠牲をする。

そして手に入れたものは全て義理チョコ。

そこで傷つくのです。

こんなに尽くしたのに、こんなに頑張ったのに、社長、こんなにぼくは働いたのに、なのにこれかいっていう感じ。

そこでもう私たちは
「もういい。もうそんなのはいらない。一人でチョコレートを作る!」

みたいな感じになっていくわけです(笑)


もう愛されることを期待しない。
期待して裏切られるぐらいだったら期待なんかしないほうがましだって、私たちはどんどん感情を切り離していくんです。

なぜか感情に傷つけられたような感覚になります。

だから感情を遠ざけるんです。

立派な大人っていうのは感情に振り回されない人です。

「うわ、泣いてる。子供やん」って言うのが小学校の高学年ぐらいですかね、みんなやることですよね。

感情に振り回されているのが子供だということで、大人っていうのは感情に振り回されない、ちょっとしたことではびっくりしない、そんな感じになっていくんです。

それで感情に振り回されない、立派な人の出来上がりっていう形になっていくわけですけれども。

感情というものを遠ざけた時に、ぼくらは同時にたくさんのものを失います。

それは感受性なんです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ちょっと考えてみてください、思春期以前、子供のころのことです。

「今日はね、パパが急に仕事でディズニーランド行けなくなっちゃったの、ごめんなさい。」

こで子供は 『うわーんっ』 て泣くわけです。

大人で言うと、親が死んだ時ぐらいだろうっなという泣き方をします。

そんなとき耳元で「でも今日はカレーだよ^^」って言ったら、

「え、カレー、わーいやった、カレーだ!」

その差はすごいんです。

傷つくのも大きければ、その復活の度合いもすごかった。

感受性のアンテナというのがすごく伸びてて、電波を大きくキャッチしていたということですかね。

つづく