前回までの高宮マキからガラッと変わってDeep Purpleです。


何を隠そう、私はギターを弾きます。

小5の時にフォークギターを買ってもらい、中学になったらエレキギターに持ち替えました。

御多分にもれず、最初に練習した曲はDeep PurpleのSmoke On The Waterのリフ。

指で弾いていたフォークギターと違い、ピックで2弦を同時にどうやって弾くんだろう???なんて思いながら練習していた記憶があります。



そして最近驚いたこと。

それは、高校生の子どもの音楽の授業でギターを弾くという事を聞いたこと。

更に驚いたのは、その曲がSmoke On The Waterだということ。



なんというか、時代の流れというか。。。。



当時周りを見渡しても、ギターを弾いていたのは本当に数少ない人だけだった。

そして、ロックが好きだという人もそう多くはなかった。


なので、ロックギターを弾くというのは、一種の優越感というか特別感というか、そういうものを感じていました。



それが今や、学校の音楽の授業ですか。


世の中変わりました。


つづく。










(前回のつづき)

メジャーデビューアルバムの【鳥籠の中】以後、彼女は数枚のアルバムを出しています。

Always be there/EMIミュージック・ジャパン

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mariposa/インディーズ・メーカー

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また、近年では『月ペン』(月とペンギン)というプロジェクトからもアルバムを出しています。




私はミニアルバムを含めて彼女の作品は全て揃えていますが、一番のお気に入りはこの【鳥籠の中】と、恐らく同時期に録音したのだろうと思われる(音の作りが似ているので)【鱗】というミニアルバムです。


鱗 (CCCD)/EMIミュージック・ジャパン

¥1,543
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この【鱗】は4曲入りで、うち2曲は【鳥籠の中】とかぶっていますが、残りの2曲が【鳥籠の中】の曲に負けず劣らずすばらしい。

今年3月のライブでは、【鱗】より『WOMAN』という曲も歌っていました。次のチャンスがあれば残りの『蝉』も聴きたいです。

私の中ではこの2曲を合わせて【鳥籠の中】という取り扱いになってます。


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さて、Youtubeの映像の中で、『また来年も鳥籠の中ライブをやりたい』とつぶやいていた高宮マキ。

恐らく東京だと思いますが、チャンスがあればぜひ出かけて行って、ナマ高宮マキを体験したいです。

その時はきっと『12年ぶりに再会した恋人』の気持ちになっていると思います。



彼女への思いはまだまだ書ききれませんが、今回はここまで。





(前回のつづき)


アルバム【鳥籠の中】の中で、私が一番好きなのは【初恋の人】という曲。

何をいい年こいたおっさん(40代です)が、と言わないでください。

これは彼女自身の過去の事を歌った曲です。と、Youtubeのライブで解説していました。



歌詞の中に、『海を渡った、このわたし。』という部分があり、

さらにそれに続いて、『気が付けば、一人きりの夜ばかりだった。』と。


この部分が、当時の私にまさにピッタリの境遇だったのです。


ちなみに家族もいっしょにアメリカに行きましたので、ひとりぼっちだったわけでは無かったのですが、仕事が終わって夜遅く帰ると家族みんな寝ていたことも多く、ひとりで音楽を聴いていたりしたわけです。



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話は長くなってしまいましたが、なぜ私がこのブログを書く事を決心したかというと、

前回書いたYoutubeのビデオの中で、この曲の解説を彼女がしていた内容が、

彼女のお姉さんがこの曲が大好きで、しかも歌詞の『海を渡った、このわたし。』という部分で涙が出てくる、という話をしていたからです。


彼女のお姉さんは遠く離れた妹の事を思い涙していたのだと思います。


私の場合は高宮マキと同じ境遇だったのでした。


私はアメリカのロサンゼルス、彼女はロンドン。きっとだいぶん違った環境だったとは思いますが、まあそれはいいとして。



そしてもうひとつの理由が、

彼女がビデオの中で、11年前に発売されたこのメジャーデビューアルバムのことを

『11年ぶりに恋人に再会した気持ち』

というような表現で説明していた事です。



私も同じ気持ちになりました。

この11年間いろいろありました。

そして半年前のライブの映像をいま観る事ができました。
実は彼女が歌っている姿をプロモーションビデオ以外で観たのはこれが初めてでした。

そしてその中で、彼女の口から私にぴたっとはまった発言が出てきたのです。


ここまで波長が合うケースは私にとっては珍しい。(いえ、別に変な意味ではなく。)


つづく。