「ヴィッセルダービー」を観にきました
トップチームは吉田孝行監督が「根性論」へと傾倒。
もはやダースベイダーへと堕ちてしまいました。
スター軍団による邪道のサッカーでは、
ジェダイ・イニエスタと合う訳がありません。
ただ、監督として
ひとつの方向性を示すことは良いことですね。
ヴィッセル神戸 伊丹U-15
ＧＫ １２ 堀 敬太 ３年 緑丘SC（兵庫）
ＤＦ ４ 小松 舞周 ３年 長尾ウォーズFC（兵庫）
５ 鈴木 尊 ３年 高槻如是FC（大阪）
６ 岩井 太志 ３年 ヴィッセル神戸U-12
８ 飯野 日陽 ３年 ヴィッセル神戸U-12
ＭＦ ７ 佐別当 櫂 ３年 末広FC（兵庫）
１０ 井ノ本 歩夢©️ ３年 ボヘミア大阪
２２ 東海 蒼空 ２年 正覚寺FC（大阪）
ＦＷ １１ 小野 哲司 ２年 フォルテFC（大阪）
１３ 前田 凱吏 ３年 高槻南AFC（大阪）
１７ 山口 正悟 ３年 ヴィッセル神戸U-12
ヴィッセル神戸U-15
ＧＫ １ 胡 云皓 ３年 上海ラッキースターFC（中国）
ＤＦ ４ 西村 水岐 ３年 YF NARATESORO（奈良）
５ 天野 滉大 ３年 ヴィッセル神戸U-12
２ 西岡 鷹佑 ３年 ヴィッセル神戸U-12
２６ 佐々木 陽生 ２年 プリモ大阪
ＭＦ ３ 山下 翔音©️ ３年 ヴィッセル神戸U-12
１０ 里見 汰福 ２年 ジンガ三木SC（兵庫）
１８ 井内 亮太朗 ２年 ヴィッセル神戸U-12
ＦＷ ７ 上野 颯太 ３年 西宮サッカースクール（兵庫）
８ 土井口 立 ３年 アンドリュースFC（大阪）
１３ 橋本 拓実 ３年 ヴィッセル神戸U-12
どっちがどっちかマジで分からなかった（笑）
ユニフォームも同じですが、
志向するサッカーもまったく同じだった。
サポーターだからこそ、
このヴィッセルアカデミーのなんちゃってバルセロナサッカーに苦言を呈したい。
「ナビゲーションサッカー」で、
イマジネーションはまったく無い。
今日も選手間の声がけはまったくなく、
スタッフの声しか聞こえなくてビックリした。
個々の技術力なんて本当に無い。
特に神戸U-15は早熟のフィジカルエリートを集め、
フィジカルのゴリ押しで技術を誤魔化していた。
ガンバや静岡学園に比べると、
技術力は雲泥の差です。
このままだと中学時代が全盛期で終わるでしょう。
橋岡大樹（現・STVV）の「子供の頃にもっと技術練習をしておけば良かった」
という言葉をヴィッセルアカデミーに聞いてもらいたい。
あと、ヴィッセルアカデミーの選手ってスライディングできないんです…。
スペイン人監督って、個々が闘えること前提でチーム作りするので、
エコノメソッドなんかでも日本人に合わないと思っている。
バルセロナかぶれを推し進める限り、
ヴィッセルアカデミーからＡ代表に定着するような選手は出てこないでしょう。
試合は、前半終了間際に神戸U-15の橋本拓実がプレスでボールを奪い、そのままエリア内へ侵入すると、
折り返しを上野颯太が決め、
このゴールが決勝点となり、神戸U-15が勝利しました。
前述した通り、神戸U-15は「本当に中学生？」と思うほどのフィジカルエリートが集まっており、タッパもあるし、横にも大きい。
伊丹U-15の選手が華奢なので（標準の中学生体型なのですが）、
フィジカルの差はかなり感じられました。
伊丹U-15は、東海蒼空がタレントでした。
良い意味でヴィッセルっぽくなく、
ワンツーやヒールパスを使うテクニシャンで、
また抜きしながらカットインしていて驚いた。
２年生で試合に出られていること自体凄いですが、
フリーキックも任されていたので、
チーム内ではエース格という立ち位置なのでしょう。
シンキングスピードも早いというタイプなので、
上のレベルで通用する可能性が高いです。
神戸U-15は、前線５枚が強烈でした。
上野颯太は、めちゃくちゃ足が速い。
身体も絞れているから軽さもある速さだった。
井内亮太朗は、ポスト直撃のシュートを放つなど、
パンチ力のあるシュートが武器で、
何よりシュートへの意識が高い点が素晴らしい。
橋本拓実は、「神戸の岡崎慎司」と名付けたくなる
ファイタータイプで、プレスもめちゃくちゃ頑張る。
ベンチからも「拓実以外頑張れていない」と檄が飛んでいた。
ダイアゴナルランも上手く、良い抜け出しを見せていた。
里見汰福は、飛び級でU-15日本代表に選出された
噂の怪物くんである。
見た限り、典型的な早熟タイプだなと思いました。
井手口陽介（現・福岡）みたいな選手になれれば最高ですね。
天野滉大は、左利きでロングキックが武器。
センターバックながら
サイドチェンジで展開力を発揮していた。
コーナーキックも担当するほどキックが正確でした。