堺なう。
堺へ行くときは、新今宮で乗り換えるのですが、
恐らく、これがウワサの星野リゾート建設現場ですね…これは完成が楽しみです☺️
プリンスリーグ関西は、本日が第8節。
順位表をおさらいしましょう。
1位 阪南大高(19)
2位 東海大仰星(17)
3位 京都橘(13)
4位 興國(12)
5位 金光大阪(10)
6位 三田学園(7)
7位 近畿大附(5)
8位 近江(5)
9位 大阪桐蔭(2)
10位 神戸弘陵(1)
今日は3位・京都橘と、4位・興國の上位対決です。
京都橘はGK前田宙杜が、JFAナショナルGKキャンプ@福島県に召集中のため不在です。
興國高等学校
GK 1 田川 知樹 2年 大阪市ジュネッスFC
DF 3 丸山 航輝 3年 ヴィッセル神戸 伊丹U-15
5 中島 超男 2年 アイリスFC住吉
2 山本 蒼太 1年 高槻FC
8 高安 孝幸 3年 那覇市立安岡中学校
MF 4 田路 耀介©️ 3年 セレッソ大阪U-15
14 濱崎 匠海 2年 柏田SC
10 樺山 諒乃介 2年 RIP ACE SC
6 南 拓都 2年 FC FAMILIA U-15(三重)
9 杉浦 力斗 2年 IRIS生野SS
FW 11 野勢 日向太 2年 ガンバ大阪 堺JY
京都橘高等学校
GK 12 中村 青 2年 フォスタFC
DF 3 藤橋 怜士 3年 レオSC
4 金沢 一矢 2年 レオSC
5 渋谷 勇希 3年 セレッソ大阪 西U-15
14 田中 慶吾 3年 京都サンガF.C.U-15
MF 6 志知 遼大 3年 名古屋グランパスU15
7 佐藤 陽太©️ 3年 ガンバ大阪JY
8 湊 麟太郎 3年 Vervento京都FC
17 髙木 大輝 3年 シーガル広島
FW 9 梅村 脩斗 3年 京都サンガF.C.U-15
11 梅津 倖風 3年 千里丘FC
🕵️♂️興國が前回見たときから選手の配置を変えていた。
内野智章監督の著書を拝見させていただきましたが、
「複数のポジションでプレーできた方が、プロになって長くプレーできる」という事実から、
選手には様々なポジションでプレーできるように仕向けるという。
🕵️♂️ただ、慣れないポジションで起用されている影響か、全体的に動きがぎこちなく、
必ずどこかが間延びしている、という状態になってしまっていた。
前半7分、京都橘は湊麟太郎が右サイドにできたスペースへ抜け出すと、ビシッとクロスを入れる。
このクロスをゴール前に飛び出してきた佐藤陽太がダイレクトで合わせてゴールへ襲いかかるも、丸山航輝が身体を張ってブロックする。
🗣京都橘を拝見するのは今年早くも3度目ですが、今日も佐藤陽太主将が抜群に良い。
彼はとにかく大人のサッカーをする、18歳とは思えないほど達観している。
今日は積極的に前へ出る動きで、興國の間延びしたスペースを突きまくっていた。
前半21分、京都橘は金沢一矢がゴールキックをヘディングでクリアすると、このクリアボールが良い感じのスルーパスとなり、
抜け出した梅村脩斗がシュートを放つも、GK田川知樹のブロックに遭ってしまう。
しかし、跳ね返りを梅津倖風(ゆきかぜ)が巧みなアウトサイドキックで押し込み、京都橘が先制に成功する。
[興國高校 0-1 京都橘高校]
さらに前半35分、京都橘は敵陣深い左サイドからのスローインを梅津倖風がポストで落とすと、
ボールを受けた梅村脩斗がペナ左角から右足を一閃。
素晴らしいシュートがゴール右上隅へと決まり、京都橘が追加点を挙げる。
[興國高校 0-2 京都橘高校]
🕵️♂️興國の前半は様子見という感じで、
何より、ポジションを変えた中でどれだけできるか、という素の強さを図っていたと思う。
前半40分、京都橘は梅村脩斗がドリブルを試みると、エリア内で挟まれるようにして倒される。
これがファウルと判定され、京都橘にPKが与えられる。
このPKを佐藤陽太主将がゴール右隅へキッチリと決めて、京都橘がさらなる追加点を挙げる。
[興國高校 0-3 京都橘高校]
試合は京都橘3点リードで後半に折り返す。
🕵️♂️興國はハーフタイムで内野智章監督からメンタルの重要性を説かれたのか、
後半からビルドアップで自信を持ってパスを回せるようになった。
🕵️♂️そしてJグリーン堺といえば、強風でお馴染み。
後半からの興國は追い風で、内野智章監督からも風を上手く使うように指示が出ていた。
すると後半5分、興國はGK田川知樹のゴールキックが風に乗ってそのまま相手陣内へ届くと、
このキックを京都橘が処理し切れず、後ろへと流してしまい、このボールを野勢日向太が押し込み、興國が後半早々に一点を返す。
[興國高校 1-3 京都橘高校]
🗣興國はU-17日本代表の杉浦力斗を右ウイングで起用。
彼はまずサイズの大きさに目を奪われますね。
身長183cmと長身で、「すごく大きいな」と。
今日は慣れないウイング起用で、動き方に苦戦しており、裏を取って幅を取る動きなどを内野智章監督から指摘されていた。
後半12分、京都橘は相手のクリアボールを田中慶吾が頭で跳ね返すと、このボールに抜け出した梅村脩斗が敵陣深い右サイドからプルバック。
この折り返しを梅津倖風がダイレクトで合わせ、京都橘が追加点を挙げる。
[興國高校 1-4 京都橘高校]
🕵️♂️京都橘の2トップ、梅津倖風と梅村脩斗は共にダイアゴナルランでのボールの引き出しに長けたFWで、
マーカーを振り切るゴール前でクロスする動きは正にお手本、上記のゴールも正しくその形から奪ったゴールとなった。
後半18分、京都橘は髙木大輝からのスローインを受けた梅村脩斗が左サイドからカットインして右足を一閃。
鋭いシュートがゴールネットへと突き刺さり、本日2ゴール目を決める。
[興國高校 1-5 京都橘高校]
後半18分、興國は山本 蒼太➡︎山﨑 希一。
すると後半20分、興國は南拓都のスルーパスに入ったばかりの山﨑希一が抜け出す。
ボールを持った山﨑希一がエリア内で加速を試みたところで、堪らず相手DFが足を出して引っかけてしまい、興國にPKが与えられる。
このPKを樺山諒乃介がGK中村青(せい)の逆を突くゴール左隅へと決めて、興國が一点を返す。
[興國高校 2-5 京都橘高校]
🗣興國は終盤になるとエースの樺山諒乃介が気を吐いていた。
彼はミスが少ない点が素晴らしいですね。
ドリブラーだけど安易なボールロストをしないので、シュートまで持ち込むことができる。
今日はクオリティー面でレベルの違いを見せていた。
後半32分、京都橘は梅津倖風のスルーパスに右サイドを抜け出した湊麟太郎がエリア内へグラウンダーのクロスを入れる。
このクロスを受けた志知遼大が冷静にゴール左隅へと流し込み、京都橘が6点目を挙げる。
[興國高校 2-6 京都橘高校]
🕵️♂️京都橘は関西王者として臨むインターハイへ向けての最終調整という感じだった。
攻撃は前述した2トップのコンビネーションもさることながら、サイドのスペースを突く動きや、ボランチのイタリア風にいうインクルソーレ(侵入者)な動きも良い。
今日は素晴らしい相互作用を見せて大量6ゴールを決めてみせた。
後半34分、興國は山﨑希一が自陣でボールを持つと、ドリブルで一気に敵陣まで運び、左サイドへスルーパス。
このパスに抜け出した樺山諒乃介が敵陣深い左サイドからビシッとクロスを入れると、
このクロスがカバーリングに入った相手DFの足に当たって、そのままゴールへと吸い込まれてしまう。
[興國高校 3-6 京都橘高校]
興國は立て続けに交代カードを切る。
後半37分、田路 耀介➡︎芝山 和輝。
後半46分、高安 孝幸➡︎下村 和暉。
京都橘も次々と交代カードを切る。
後半38分、田中 慶吾➡︎松本 永遠。
後半44分、梅津 倖風➡︎山内 琳太郎。
後半44分、湊 麟太郎➡︎旭奈 滉人。
後半46分、髙木 大輝➡︎久保 成世。
後半46分、梅村 脩斗➡︎西野 太陽。
ここで試合終了。
まさか合計9ゴールも飛び交うとは…予想できない上位対決でした。
京都橘は真夏の沖縄で開催されるインターハイを楽しんできて下さい🙌🏻
興國高等学校 3-6 京都橘高等学校
0-1 前半21分 梅津 倖風
0-2 前半35分 梅村 脩斗
0-3 前半41分 佐藤 陽太(PK)
1-3 後半5分 野勢 日向太
1-4 後半12分 梅津 倖風(梅村 脩斗)
1-5 後半18分 梅村 脩斗
2-5 後半21分 樺山 諒乃介(PK)
2-6 後半32分 志知 遼大(湊 麟太郎)
3-6 後半34分 オウンゴール