第2試合は大阪学院大の応援団がバス3台で三木まで応援に駆けつけ、迫力ある応援を見せていた。
びわこ成蹊スポーツ大学
GK 1 田中 勘太 3年 187/83 仙台Y
DF 2 藤松 航矢 1年 178/70 鳥栖U-18
3 大西 裕斗 4年 177/72 洛北
4 上林 聖矢 3年 171/63 草津東
7 清川 流石 4年 176/72 愛媛Y
MF 5 堂鼻 起暉 2年 178/74 神戸U-18
23 牛田 敦也 4年 180/74 徳島Y
6 西田 一翔 2年 166/62 G大阪Y
16 上村 大悟 3年 179/71 立正大淞南
FW 10 青山 景昌 3年 167/63 名古屋U18
17 井上 直輝 3年 169/70 立正大淞南
大阪学院大学
GK 1 齋藤 和希 4年 182/68 C大阪U-18
DF 4 松岡 秀平 3年 175/68 G大阪Y
5 生駒 稀生 3年 182/68 鹿児島城西
13 谷口 祐貴 4年 162/62 福岡U-18
30 吉岡 裕貴 3年 175/70 G大阪Y
MF 14 三木 水都 4年 175/63 大阪学院大高
73 松井 亮太 3年 175/58 野洲
7 和田 幸之佑 3年 175/65 久御山
11 杉山 蒼太 3年 172/62 大産大附属
FW 9 井上 泰斗 3年 180/72 C大阪U-18
15 見野 龍太郎 2年 173/63 東海大仰星
今年のびわこ大は「偽9番」。
井上直輝と青山景昌は試合開始時こそトップの位置にいるが、流れの中で下りてきてはパサーへと変貌する。
そして上村大悟がストライカー、偽9番の動きに合わせては飛び出し、ゴールを狙う。
牛田敦也もイタリア風にいう「インクルソーレ(侵入者)」で、果敢にPA内に侵入してはフィニッシュに絡む。
対する大阪学院大は和田幸之佑がサイドからぐいぐいいけるし、井上泰斗も引いて受けてそこからの突破力があるFW。
主将の三木水都はボックス・トゥ・ボックスのMFでスペースに飛び込む攻め上がりや、最終ラインまで引いてのカバーリング、さらには大声を張り上げてチームを引っ張れるメンタリティーがある。
試合は開始直後の前半1分から、いきなりのスーパーゴールが生まれる。
[びわこ成蹊スポーツ大学 1-0 大阪学院大学]
井上直輝は「びわこ大のガブリエル・ジェズス」。
周りとの相互関係から引いて受けてのパス出しも上手いが、裏取りの達人でもある。
こんなシュートも持っていたとは驚かされた。
幸先良く先制に成功したびわこ大はボールを基準点にセットする典型的ゾーンディフェンス。
対戦相手の大阪学院大は可変システムなので、無闇にプレスにいって陣形を崩すと相手の思う壺となる。
2トップも常に守備セットしながら動いていた。
ただし、CBとSBのパス交換は明らかに狙っており、陣形を崩してでも喰いつきにいっていた。
大阪学院大のサイド攻撃はストロングポイントのひとつだがサイドも封じ込まれてしまっては…
大阪学院大はびわこ大の周到なディフェンスを前に、完全に攻めあぐねてしまっていた。
前半17分、大阪学院大は生駒のフィードに井上が抜け出すと、敵陣深い右サイドでキープして見野につなぐ。
パスを受けた見野はPA内に侵入して、切り返しで一枚剥がすと、GKと一対一になる!
見野はゴール左隅を狙ってシュートを放つも、田中に足でブロックされてしまう。
大阪学院大の生駒稀生は面白いと思った。
まずフィードが抜群に良い、2秒先が見えており、味方を使う高質なボールを配球。
キックもグラウンダーでスピンのかかったような高度なボールを入れることができる。
グラウンダーのボールに関しては岩波くんっぽかったですね。
肝心のディフェンス面もショルダーチャージで相手をふっ飛ばすようなフィジカルの強さがある。
スピードもあって身体能力の高い、より洗練されればJ2以上のチームを狙える選手だなと思った。
前半40分、びわこ大は敵陣深い右サイドでフリーキックを獲得すると、青山の蹴ったボールをファーで堂鼻が頭で合わせるも、GK齋藤が横っ飛びの好ブロックでゴールを許さない!
試合はびわこ大リードのまま後半に折り返す。
後半からの大阪学院大は素早く縦パスを入れる戦術に修正してきた。
ゾーンディフェンスは左右の動きには強いが、上下の動きに弱いという弱点がある。
上下のパスを入れることで揺さぶりをかける狙いだ。
大阪学院大は前半の途中で布陣を変えるような柔軟性もあり、
そういう柔らかさ、修正力は彼らの強みである。
しかし後半13分、
[びわこ成蹊スポーツ大学 2-0 大阪学院大学]
びわこ大は牛田がPA内に侵入することで数的優位を作り、完全に狙っていた形から追加点を奪ってみせた。
後半18分、大阪学院大は和田 幸之佑→小山 涼大。
後半20分、びわこ大はゴール前約20mほどの絶好の位置でフリーキックを獲得すると、キッカーの青山が蹴ったボールは壁に当たってリフレクションし、GKが一歩も動けないボールになるも、わずかゴール左に外れてしまう。
びわこ大はボールを持つ機会の多い上村大悟に必然的に目がいった。
突破力のあるドリブラーで、フィジカルも強くてゴリゴリいけるため、多少強引にいっても突破してしまうような凄みがある。
ただ、やや無謀な突破を試みるようなところもあるので、その辺の状況判断ができればもっと良くなると思う。
後半22分、大阪学院大は敵陣深い右サイドから吉岡がクロスを入れると、ニアに飛び込んできた三木が急襲して合わせるも、わずかゴール右に外れてしまう。
後半28分、びわこ大にさらなる追加点が生まれる。
[びわこ成蹊スポーツ大学 3-0 大阪学院大学]
後半31分、3点リードのびわこ大は二枚替え。
井上 直輝→谷後 滉人
西田 一翔→中濱 颯斗
後半33分、ボランチに入ったばかりの谷後が魅せる。
びわこ大は谷後が右足のアウトサイドで巻いたボールを前線に入れると、このボールがGKとDFの間に通る絶妙なパスとなり、抜け出した上村が一気にGKと一対一になりシュートを放つも、ここは齋藤が正面でキャッチする。
浦和にいたポンテばりの技巧的なパスだった。
後半34分、3点を追う大阪学院大も二枚替え。
松井 亮太→飯塚 皓平
見野 龍太郎→宮 幹太
後半35分、びわこ大は青山 景昌→チョ ヒョンイン。
ここでチョ・ヒョンインの登場、彼は前回観戦時に一目惚れ、以来私は彼のファンだ(笑)
後半45分、大阪学院大はセットプレーの流れからこぼれ球を拾った谷口がPA内左に展開すると、このボールを生駒が頭で落とし、松岡が鋭いボレーシュートで狙うも、ゴール上に外れてしまう。
終盤は大阪学院大が猛攻し、PKでは?という疑惑のシーンもあったが及ばず…。
びわこ大が勝ち点3を得て、無敗をキープした。
びわこ大はどれも狙っていた形通りのプレーで得点し、充実の内容だったのではないでしょうか。
敗れた大阪学院大はスーパーゴールでの失点とはいえ、立ち上がりでやられてしまう場面が目立つので、改善したいところですね。
とはいえ、終盤の猛攻は諦めない姿勢を見せれたし、次に繋がるプレーができたと思います。
びわこ成蹊スポーツ大学 3-0 大阪学院大学
前半1分 井上 直輝
後半13分 牛田 敦也(上林 聖矢)
後半28分 青山 景昌(上村 大悟)

