こんにちわ、6月になりましたね。
6月と言うとあんまりイベント的なものが思い浮かばないですが、結婚式の月か何かでしたっけ?
今回は存在感の薄い6月にスポットライトを当て、その特徴や魅力を開拓しぶいぶい言わせてる12月や8月をけちょんけちょんにしてやりましょう。
1.金烏砲声
2479雑賀孫市の初期スキルで器防に対して器攻の相性補正を0.6倍小さくする効果を持ちます。
1178足利義昭と同様にスキルは重複可能ですが、金烏砲声は器攻の苦手兵種の相性補正を消し得意兵種に対してはぶいぶい言わせてくるため新種のスキルと見ることができます。
最初は「兵器兵科って砲全部のことなのでは?」と思われましたが運営側から公式に発表があったため前述の挙動が正しいようです。本当かな?
今回は突如やってきた金烏砲声環境について考え、今までお世話になった焙烙火矢に別れを告げます。
2.考察
考察と言ってもなんかだらだらしたいのでだらだらします。
2-1.所見
金烏砲声は器攻に特化したスキルですから基本的には防御側は砲防はしにくく、従来のバランス防御をしようものなら朔望、日輪ノ英妃で突っ込まれて崩壊します。
そのため基本的には器の比率が高い防御形態を取るのが基本になります。
しかし、器の比率を高くすると今度は弓兵科の通りがよくなってしまうためやはり馬兵科は必要そうです。
27章で登場した神将火剣の盟主戦環境だともともと器の比率が高く相性補完で馬を入れているでしょうから調整は必要かもしれませんが大きな変更はないものと推測されます。
ソロ防界隈では神将火剣は効きませんからバランス防御が主流でありいま完全に泣きそうです。雑賀衆を配布して欲しい。
2-2.計算方法
とりあえず計算してみます。
ちゃんとした仕様はしらないのでここでは複数の兵科が入った防御拠点では各兵科の「火力」の比率に応じて兵科相性補正がかかるものと取扱います。
例)弓2億、馬1億の拠点に槍100%で攻撃した場合
火力比2:1のため
2*0.667+0.5*0.333=1.5005
で補正は約1.5であり全体の火力が3億だから
3*1.5=4.5(億)
となると思います。
確認として
弓は2億→4億
槍は1億→0.5億
なので4.5億ですね。
2-3.計算
攻撃側は金烏砲声、朔望、日輪ノ英妃を入れて器または弓で攻撃します。器に対しての器の補正はいつでも1.0として計算します。
防御側は器と馬の比率を変化させ、朔望、日輪ノ英妃、板東鎰鬼を入れるか入れないかで考えます。
・器攻朔日/器80%馬20%
攻撃側に朔望と日輪ノ英妃を入れて器80%の拠点に器で攻撃します。
(1.0)*0.8+(0.8/1.3/1.5)*0.2=0.88
(1.0)*0.8 器の補正1.0×器の比率0.8
(0.8/1.3/1.5)*0.2 馬の補正0.8÷日輪ノ英妃の補正増加÷朔望の補正増加×馬の比率0.2
・弓攻朔日/器80%馬20%
次は弓攻です。
(0.8/1.3/1.5)*0.8+(2*1.3*1.5)*0.2=1.108
弓攻に対しては余裕があるので馬の比率を下げてみます。
・弓攻朔日/器90%馬10%
(0.8/1.3/1.5)*0.9+(2*1.3*1.5)*0.1=0.759
下がり過ぎたので15%くらいにします。
・弓攻朔日/器85%馬15%
(0.8/1.3/1.5)*0.85+(2*1.3*1.5)*0.15=0.934
・器攻朔日/器85%馬15%
(1.0)*0.85+(0.8/1.3/1.5)*0.15=0.912
ちょうどよさそうなので【器85%馬15%】の比率で計算をしてみます。
【器85%馬15%】
(1)攻朔日/防なし
弓攻:0.934
器攻:0.912
(2)攻朔日/防朔日板
弓攻:1.52
器攻:0.876
(0.8/1.3/1.5/1.2/1.3/1.5)*0.85+(2*1.3*1.5*1.2*1.3*1.5)*0.15=1.52
(1.0)*0.85+(0.8/1.3/1.5/1.2/1.3/1.5)*0.15=0.876
(3)攻なし/防朔日板
弓攻:0.993
器攻:0.901
(0.8/1.2/1.3/1.5)*0.85+(2*1.2*1.3*1.5)*0.15=0.993
(1.0)*0.85+(0.8/1.2/1.3/1.5)*0.15=0.901
(4)攻なし/防なし
弓攻:0.98
器攻:0.97
(0.8)*0.85+(2)*0.15=0.98
(1.0)*0.85+(0.8)*0.15=0.97
□まとめ
(1)攻朔日/防なし
弓攻:0.934
器攻:0.912
(2)攻朔日/防朔日板
弓攻:1.52
器攻:0.876
(3)攻なし/防朔日板
弓攻:0.993
器攻:0.901
(4)攻なし/防なし
弓攻:0.98
器攻:0.97
2-4.考察
金烏砲声が登場した以上、補正が1.0を下回るのは仕方がないにせよ2-3.の結果から見て器馬比率は85%-15%前後が適当のように見える。
これは体感では現在の神将火剣環境の器比率よりも器が多いのでは(?)と考えるともうちょっと攻防バランスはイーブン寄りなのかもしれない。
攻撃側は防衛側に朔望などの相性補正増加スキルの有無が確認できない以上、器攻が安定すると思われる。多分。多分ね。
ただし、やはり兵科配分と相性補正増加スキルの有無次第では弓攻が弱点になる可能性もあるため打ち分けられると選択肢が広がる。
器攻と弓攻を打ち分ける場合、1178足利義昭は邪魔になる可能性が高い。
当然ながら焙烙火矢、大筒と雑賀衆は統率兵科が異なるため打ち分ける場合には必ず100%の火力が出せない場面はある。
3.結論
・金烏砲声環境に対する防御バランスは器85%馬15%前後だと推測される
・基本的には器攻安定っぽいが器読みで器の比率を上げられると神将火剣の餌食にはなるので打ち分けができるようにはしたい
・兵種比率を厳密に管理することは難しそうなので攻撃側と防御側の噛み合いでチャンスは発生しうる(はず)
・問題点として攻防両方で大量の雑賀衆が必要になってくる
□おまけ
思ったよりは環境の変化はない気がしますが神将火剣を扱わないソロ防御ではバランス防御が主流のため雑賀衆の不足問題が発生しています。
金烏砲声がこの仕様なのに鉄足、火矢、騎鉄を配ったやつは坊主にして欲しい。
そもそも金烏砲声が出てきた背景は防御不利環境で騒ぐ一部のユーザーが原因だと思われます。
防御有利と言っても明らかに防御側が格下なのに負けるのは、騎鉄統一防衛などを弓で踏んだ場合などが多いので器攻や槍でそれなりにあっさり攻略できることが多いです。
初見の同盟でない限り「この同盟がここまで強いわけがない」みたいなのはあると思うのでそんなに躓かない気はするんですよね。器ベースで硬いところは別ですが。
また、金烏砲声は攻撃側も兵科をある程度揃える必要があるため、それが難しい同盟は1178足利義昭と火矢でぶん殴っていた方が簡単であり、防御側は金烏砲声対策に器の比率を上げている可能性が高いのでサイレント防御有利調整の可能性もあります。
単純に火力部隊に1178足利義昭を使う必要がなくなっただけで相当攻撃側の火力は伸びるので、なんかよく分かんない仕様にしてしまったなーと言う印象です。
「防御戦闘時、兵器兵科の兵器兵科に対する相性補正を2倍大きくする」
みたいなのが出てくるところまで含めてそういうことではないのでは?と思いました。雑賀衆ください。