持ってる子 | 日々創笑・勉強とサッカーの両立を目指して

日々創笑・勉強とサッカーの両立を目指して

小学生からサッカーのゴールキーパーを頑張る身長190㎝越えの高校3年生の息子と、飲食店を経営している私達夫婦の日々の出来事。

ジュニアユース(中学生)時代

息子の1つ上の先輩が、ある諸事情から卒団を前に辞めました。

その後、文武両道で有名な高校に行き2年生ではサブを務め、今年の3年生になったら念願の正候補でした。


ジュニアユース当時、息子の1つ下の学年はクラブユースで全国に行った事から多くのスカウトがかかっていました。

ベンチメンバーだったという後輩君は勉学優先の為、J下部からのスカウトを断り、先ほどの先輩と同じ文武両道の高校に入りました。


ちなみに先輩と後輩君は同じポジションです。

そして…

現在行われている選手権でメインで出場したのは後輩君でした。


大抜擢…。


これは…

こればっかりはね…

より上手いか、連携が良いかなど

チームが勝つために決まった事なのだから仕方のない事です。

実力の世界。


私はすぐこの状況が息子だったら…と考えてしまいます。

先輩の立場だったら…

後輩君の立場だったら…

心境は全く違う。


『あいつ(後輩君)は、もってるんだよな~』

と息子。


そうね…

何事にも実力だけじゃなくて

運とかタイミングとか…

【もってる人】っているよね。


ジュニアユース時代の息子は

登録メンバーの候補に選ばれた矢先、肉離れで離脱したり

起立性調節障害に陥り大事な試合やチャンスを逃し

【もってる】側ではなかった。


でも、高校ではありがたい事にメンバーに選ばれた。


腐らず続けてきたから?

それでも

ジュニアユースで悔しい思いを何度もしてきた事や、息子が出たことで出られなかった先輩がいる事を決して忘れずに、これからも残り少ないサッカー生活を頑張ってもらいたいです。