ジュニアユース(中学生)時代
息子の1つ上の先輩が、ある諸事情から卒団を前に辞めました。
その後、文武両道で有名な高校に行き2年生ではサブを務め、今年の3年生になったら念願の正候補でした。
ジュニアユース当時、息子の1つ下の学年はクラブユースで全国に行った事から多くのスカウトがかかっていました。
ベンチメンバーだったという後輩君は勉学優先の為、J下部からのスカウトを断り、先ほどの先輩と同じ文武両道の高校に入りました。
ちなみに先輩と後輩君は同じポジションです。
そして…
現在行われている選手権でメインで出場したのは後輩君でした。
大抜擢…。
これは…
こればっかりはね…
より上手いか、連携が良いかなど
チームが勝つために決まった事なのだから仕方のない事です。
実力の世界。
私はすぐこの状況が息子だったら…と考えてしまいます。
先輩の立場だったら…
後輩君の立場だったら…
心境は全く違う。
『あいつ(後輩君)は、もってるんだよな~』
と息子。
そうね…
何事にも実力だけじゃなくて
運とかタイミングとか…
【もってる人】っているよね。
ジュニアユース時代の息子は
登録メンバーの候補に選ばれた矢先、肉離れで離脱したり
起立性調節障害に陥り大事な試合やチャンスを逃し
【もってる】側ではなかった。
でも、高校ではありがたい事にメンバーに選ばれた。
腐らず続けてきたから?
それでも
ジュニアユースで悔しい思いを何度もしてきた事や、息子が出たことで出られなかった先輩がいる事を決して忘れずに、これからも残り少ないサッカー生活を頑張ってもらいたいです。