金星が沈むのが早いのではない。上弦間近の月が出るのが遅すぎるのである。
東天には「衝」を迎えた木星が大きく光り輝き、火星は遠い。
世の中では「異変」が起こるがそれが長引くような気配は不思議とない。
そうこうするうち、もう12日には近地点が来て、15日は満月である。
象が満ち、気は転ずる。
昨日は、麹町で親子向けカタカムナ音読会を行った。
会は、多くの子連れファミリーが参加し、未来の子どもたちに向けて、古代音、文語音の伝達が行われた。
会後に主催者の七田式神楽坂、麹町教室の代表の西村園子氏と会食した。
そこでこの人が、信じられないほど感性に優れ、しかも純粋な好奇心に満ち、そして「偏見」を持たずに「事実」を語る存在であることを改めて知って驚かされた。
彼女の謂は、私が自分を「スピリチュアリスト」であることを認めるべきだと言うことであるようだった。
私は「スピリチュアル系」を「敏感系」と言う言葉で括ろうとしている、限りなく無神論に近い哲学系立場である。
彼女の周りにはあらゆる分野の芸術家がつながっていることがわかる。
感性の共有。
芸術家と友人であることは「誇り」である。
芸術家の友人を持つことほど尊い人間関係はない。
そして、彼女のもたらすのはそうした人たちからの「情報」である。
教室で音読の際に、子どもたちからカタカムナ音読を忘れていることを指摘されてしまうと言う。
私も知る。
子どもたちはカタカムナ音読を直感的に「善し」として受け入れる。そして親しむ。
彼女の生徒さんの中には、カタカムナ音読後宇宙人と交信できるようになった子がいると言う。
曰く、「カタカムナには細胞が感受する宇宙波動がある」。
これは私自身がよう口に出せない言葉である。
「天之日矛」の世界である。
でもおそらく多分それは「真実」なのである。
カタカムナを音読するとアタマが良くなる。
感性が鋭敏になる。
これを経験した者はそれを覆すことはできない。
あとはできるだけ早くこの音を全ての子どもたちの耳とアタマに届けることだということで一致した。