夕方、徐々に紺碧色を深くする空の底を、地平線上のオレンジ色が支え映える。
西方上空に薄い新月と光り輝く金星。
音読道場や音読指導者養成講座の拡大でカタカムナ古典文音読について関心を持つ人が増えているが、まだまだその「文語音」が耳に届かない子どもたちも多いと思うとやはりこれをいささか不憫に感ぜざるを得ない。「大きなお世話」で済ませない。これを知ると知らぬではその後の学力の伸びが大きく異なることになってしまう。いや、対人コミュニケーションにいつまでも遅れをとることにつながってしまう可能性もある。子どもたちの耳に明治以降も標準語文体の背後にあった文語音を再起させること。そうして新しい未来言語である日本語を創出し始めてもらうこと。
この秋は、カタカムナ・古典音読の講演をすることが多かった。どこでも話すことは、ほぼ同じ。「受験も資格試験も社会での活動も、何をするにもまず日本語能力を高めなければ話にならない」、そして「そのためには正しい古典文の音読だ」これらは大人向けばかりだったが、来る12月8日(日) 朝9:30より半蔵門で七田式神楽坂教室の西村先生主催で親子のためのカタカムナ音読会行うことになっている。
当日は、初めての方向けに母音子音の基礎発声から、カタカムナ〜『古今集』まで音読する予定である。
場所は、スマートレンタルスペース半蔵門(千代田区麹町2−7−3、地下鉄半蔵門駅2出口徒歩2分、半蔵門グッドフィールドビル3F) で、参加料は親子で1500円と格安です。
小生のナマのカタカムナ音が聴きたい人、古典音読の初歩に関心がある人、そしてお子さんに国語力の元を与えたい人、もし偶然お時間があれば、また当日都心にご用事のある方も是非この機会をご利用下さい。
連絡は、七田式神楽坂・麹町教室 090−6114―8239 (西村)まで。