今子どもに与えたいこと | JOKER.松永暢史のブログ

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まあ忙しい。日常ではなくアタマの中だ。

毎日授業もあるが、忙しいのは書いたり考えたりすることだ。

デスクに戻ってもほとんどヒマはない。というより、デスクにしなければならないことがたくさんあり過ぎる。

こうなると、すぐ旅に出ることを思ってしまう。

その場から逃げ出したくなってしまう。

でも本当に自分のやりたいことは何か?と強く問いかけると、そこに、

「子どもたちを元気に成長させることだ」

と答えが変える。

子どもたちを元気にするとは、子どもたちに「チャンス」を与えることである。

それには、既成の大人に習った「意識」を変えることが必要だ。

「体験」の機会を与える。本来の好奇心を呼び起こさせる。

何で他の人のことを気にかけるんだ。

自分らしくていいではないか。

だから「前向き」。

必要なのは「自己表現」の実現だ。

表現しよう。

感受したことを、「表現」することを意識する。

そして実行する。

子どもたちに与えるべきことはそれだ。

キミタチは自由に表現して良い。

自分の気持ちを自分で表明するのだ。

しようとするのだ。

自分の心の中にあることを思いっきり表現しようとするのだ。

だが、「表現」するには「技術」も必要だ。

「表現」は、単なる動物的な「叫び」ではない。

「表現」こそ、人間のするべきことだ。

芸術とは何のためにある?

それは、意識を変えるため。

芸術を味わうと、考えが変わる、「意識」が変わる。

芸術の本質は、それまで誰もやっていないことをやって見せること。

それは科学の「発見」と同等のことを目指す技。

子どもたちに芸術を味わうこと、それを伝えたい。

そしてそれを「創作」に結び導くこと。

自然体験の次は芸術体験。

もっと子どもたちの中の「芸術」を味わう力を深化させたい。