裏金問題について | JOKER.松永暢史のブログ

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こんなことあまりここに書きたくないが、どうも気に掛かることがある。

柿沢未途衆議院議員が、公職選挙法違反で逮捕、起訴され、執行猶予付きの有罪判決を受けた。もちろん即座に江東区長同様議員辞職している。その理由は、区議に「選挙資金」を配ったと言うものである。

それと同時に「自民党『裏金』問題」が世上を賑わしている。

「裏金」が何に使われたのかーそれは「選挙資金」に決まっていよう。「使途不明金」の一部にそれがあったことは疑いようがない。

でもなぜかそのことは話に出ない。

公明党どころか旧統一教会ですら当てにするのであるから、選挙の際に身内に金を配るのは、元法務大臣で公職選挙法違反の河井克行夫妻(有罪服役)の事件でも明らかであろう。

もしも検察が、「裏金」の使途について踏み込んで調べれば、自民党国会議員の多くが、あるいは野党国会議員の一部が、議員辞職を余儀なくされることになるはずである。そんなことには検察も手をつけられない。

国民の信を得るための選挙で「買収」を行う。あるいはその元締めに金を渡す。

これをやったら「正義」もクソもないが、それが「公然」と民主主義の場で行われる。

そうしないと議席を維持できない。我利を追求する仲間に入れない。生き残れない。

しかし、もっとすごいのは、それをやられる国民の多くが平気でそれを受け入れて済ますことである。

教育同様、関心がない。

裏金→選挙資金→僅差当選。

教育の世界ではこれを「裏口入学」と呼ぶ。

盛山文科省は、灘高東大東大法学部卒旧運輸省官僚。

柿沢議員は、麻布東大法学部卒NHK。

灘や麻布はこれをどう評価するのか。

多くの国民が憧れる最高学歴者が恥を知らない。

そして裏金を受けた下部組織によってこれを当選させることを選択する有権者。

肝の底からまるでマグマのように信じられないほどのバカ笑いが立ち上がってくることを抑え切れないではないか。

高学歴を経て、高級職に就き、権力者と姻戚関係を結び、「バカ」を完全にバカにして、自分だけの利権を追求する。

その「代償」を誰が受けていると思っているのか。

教育が良くならないのも当然のことである。

逃げるしかない。こうした連中を相手にしても始まらない。

それにはどうするのか?

これにはさらに深い問いが連続する。

以上当然の如く、「冗談」で書いた。