教育の未来を考える多くの人にアピールしたい。
我が国の未来文化を支える教育の根底にあるべきは、言語能力と論理思考能力を伸長する教育である。
それがあってこそ、その「先」がある。
前者は、カタカムナ音読法と抽象構成作文法の教育伝授で可能になる。
後者の元になるのは、サイコロ暗算法=「分解算」である。
これらは全ての子どもに教授可能である。
私は思う。
この二つだけは、この国の教育を受ける全ての子どもたちに平等に学ぶ機会を与えるべきだと。
そうすれば中学以降、自ら勉学を志す時、自らテキストを読み学習し、能力を伸ばすことができる子どもを育てられる。
他の者より優れようとすることではなく、自らの好奇心に基づいて最大限の可能性を追求できるようにする。
そのための基礎学習能力を与えようとする。
AI時代になれば、ますますこの読み、書き、そして考える能力が大切になる。
そしてそうすることで、多様な未来社会における発想力豊かな人材を育成し、この国の柱となるものを築くことができる。
これが広まれば、我が国の学力低下、文化的低迷を打破し、未来社会の発展を支える子どもたちを育成することができる。
しかし、公教育はもとより、一般の私学教育にも、まだこの学力の根底の力を培うメソッドの利用と効果に気づいてもらうことはできない。
EDORG前田らの奮闘で、次々に音読指導者を養成しつつあるが、正直言って、他の仕事をしながら、この活動を連続していくのには限界がある。するべきことが多すぎて手が回らない。部門によっては技術も不足する。質の高いコンテンツや、広告的映像を作る余地がない。思うように先へ進めない。だが、手助けしてくれる人を雇うにはお金もかかる。
我々は、これまでの経験の積み重ねから、この音読、作文といった日本語能力伸長メソッドが正しいと確信している。暗算術を身につけた子どもたちは中学高校での数学学習を難なくこなせるようになることも確認している。
しかもどの子どもにも習得可能である。
私は確信する。
この活動は、単なる個人の教育活動ではなく、全ての子どもを救う、正しく、善なるものであると。
この国の未来を憂え、そしてそのことの解決には、能力の高い子どもの全体的育成しかないと洞察する方々に、より一層のご理解と、ご協力と、ご参加を期待する。
そしてそのことの実現に力ある、子どもの教育を救おうと決意する人の「登場」を乞い願う。