水槽内の生き物たち | JOKER.松永暢史のブログ

JOKER.松永暢史のブログ

教育相談、執筆・講演依頼は松永暢史公式サイトよりお願いします。

一月ほど前に新たに多種の魚を混入した事務所内90センチ水槽内はいよいよ面白く、子どもたちも喜んでいるようだ。

しかし生体数が増えたためか、確実に何匹かが死んでいく。

葉に吸い付く吸盤を持つオトシンクロスは5匹入れたが1匹だけになった。これはこの水槽の水質に合わなかったか。

そもそも主だったネオンテトラは5匹ほど減って30匹くらいになった。

低層ゴミ掃除用のナマズの仲間のコリドラスは、ステルバイを3匹、パンダを5匹入れたが、普段は隠れていてなかなか全体数を確認することはできない。だが、今のところ死体は発見されていない。

苔取り用のヤマトヌマエビ5匹とミナミヌマエビ3匹は、元気に脱皮を繰り返す。動きが滑稽で、しかも自由な感じで見ていて楽しい。

同じく苔取り用のサイミアーズ・フライングフォックス5匹も元気で「編隊」を組んで斜めになって泳ぎ、時に水草の上をパフパフして苔を食べている。

上層水面部分を泳ぐカマスの仲間のゴールデン・デルモゲニー3匹はどの魚より速く泳ぐようだ。

そして生徒注目のアベニーパファ3匹は、普段は隠れていて見えないが、出てくるとフワーと独特の泳ぎ方をし、しかも眼球がキョロキョロ動くので面白い。これは淡水に住むフグ類の最小のものでスネールを食べてもらうために入れたが、水槽内には殻だけになった貝が散在し、ガラス面にへばりつく、生まれたばかりの極小の貝は全ていなくなった。貝を食べ尽くした後はどうするのだろうか。

これだけいると、見ていて本当に飽きない。焚き火と同じで長いこと見つめているとアタマの疲れが癒やされる。

しかし、水槽内の長いヒゲ苔は減るのが止まらない。

なぜだろうか。魚の排出物が「肥やし」になるせいか。

それとも照明のついている時間が長すぎるのか。

エビも魚もこの長い苔は食べずに、岩などに生えたチョボ苔ばかりを食べる。

この対策は、ヒゲゴケを取り除いて毎日のように水換えするしかない。

ベランダの水槽のタナゴはもう寒いのか、物陰に潜り込んで姿を見せない。大きくなった白メダカも餌を与えてもほとんど食べない。

その下の「舟」の子メダカたちは成長が遅い。これはやや餌を求める。

スウィートピーは、ぐんぐん伸びて多くの鞘をつけている。ブロッコリーも大きくなってきた。

ナマの生き物をじっと観察することーこれは子どもたちに癒しと同時に言葉に表せない「学習」を与えると思う。