5時ウルトラマン起床。
実は昨日午後より奥多摩珊瑚荘に来ている。
小中学生の合宿である。
参加人数は開始時点で10名。途中参加が2名とのこと。
各人自分の好きな勉強場所を決めて、午前に約6時間、午後に3時間ほどの自主学習を行う。
お昼になれば昼食を摂って、子どもたちは川に出かける。
2時過ぎに帰ってくると3時よりまた学習。
5時くらいから焚き火と夕食とシャワー。
さらに学習と瞑想の上就寝。
今年で4年目ということもあって、勝手がわかっている者も多く、割と効率的に学習しているように思われる。
昨夜ミーティングで、学校で受け身の授業を受けることで主体性を奪われて学力が伸び悩む生徒の話を交え、この合宿はその反対の自らどんどん能力を伸ばすように学習することを目的とする機会であることを確認した。
それにしても学校宿題の、ワークブックのなんというつまらぬことよ。暇潰しとしか思えない同じパターンの大量の計算問題、名文の全くない英語長文ドリル、出版社が手の内の職員を使って作った意味のない国語選択肢問題集。学校教師と共に生徒も同様にアタマを低下させたいという潜在意識への無自覚が透けて見えるようだ。
可哀想だな、気の毒だな、もうすぐ既成の「教師」という形での仕事はなくなるだろう。
知識ならA・Iの方が正確に与えられる。だが、A・Iは啓発や能力向上を与えない。ある意味「壁」のようなものである。
教師の与えるべきものは「啓発」なのに、その仕事ができなければ失職するだけ。
「無自覚」では済ませない時がすぐそこまで来ている。
合宿の生徒たちには数学の教科書の読み方をビシビシ教えている。