一般社団法人東京ソーヤについて | JOKER.松永暢史のブログ

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子どもたちの能力を順調に伸ばすには、教育環境設定と能力開発の両者が不可欠である。後者においては、日本語の了解/運用能力を高める土台を作ること、すなわち音読法と作文法、そしてイメージ暗算的思考、パズル的思考を与えることであるが、これはブイネット教育相談事務所で実践/継続する人たちがいる。

本来個人指導の家庭教師としては、各家庭を訪問し、最良の教育環境設定を提案するべきであるが、目が肥えた40歳を過ぎたころから、特別な要望がない限り、プライバシーの問題も慮ってこれを避けるようになっている。

時代とともに教育環境設定のあり方も変わってくる。少子・核家族の子どもの多くはマンションなどの非開放の狭い空間に生活し、しかも多くの電子機器に囲まれている。この中で情報過多になった子どもたちをリセット=活性化しようと始めたのが自然環境の中で行う焚き火だった。この効果は予想以上に大きく、多くの子どもを救ったり成長させたりすることに成功してきた。

もちろんこれは、多くの人の協力があってこそできたことだが、この活動の中からさらに新たなる一歩を踏み出したのが、前田氏である。「よくやる男」前田氏はすでに、ブイネット内でフィールドワーク学習指導を実践していたが、実に粘り強く奮闘交渉し、囲炉裏付きの奥多摩古民家を借りることに成功した。そこからすべて自費で必要な修繕をして薪ストーブ設定のために煙突を付け、そして裏山を整地して焚き火場を作った。ブイネットに参加する多くの方もここに楽しく集うことが可能になった。合宿も可能になった。

子どもを視界の開けた自然環境へ連れて行くことはアタマに良い。

子どもに自然環境内で火を使わせて焚き火をさせることは精神に良い。

子どもに自然環境に囲まれた古民家で学習させることは能力向上に良い。

これをすべての子どもに与えたい。

すべての子どもに良い教育環境の機会を与えたい。

そのためには、この奥多摩古民家で起った活動の継続と拡大が必要である。

しかし、それにはいささか我々少数の手では限界がある。薪を集めて来るだけでも大変である。川遊びの安全確保も大変である。備品の調達もしなければならない。多くの人の参加と協力を求めることが必要になってくる。

そこで前田氏は、これを非営利社団法人化して多くの人の参加と共有の機会を広げることにした。

その名は「一般社団法人東京ソーヤ」と言う。筆者も理事として参加することになるが、興味のある人はhttps://note.com/maedadaisukeにアクセスしてみて欲しい。問い合わせは、直接前田氏に連絡か、https://note.com/maedadaisuke/message(noteの「お問い合わせ」ページ)へ問い合わせを。

近々、https://www.tokyosawyer.tokyo/が、法人のHPにリニューアルされる予定。

我々のとりあえずの目的は、小学校の校庭で焚火を行うことを可能とすることである。

 

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