「バカ」は死ななきゃ治らない | JOKER.松永暢史のブログ

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主として公立中学校では、非常にアタマが良い生徒たちが次々に「犠牲」になる。彼らは本来持つ能力の伸長をあきらめさせられる。何と不幸なことであるか。

レベルの下がり切ったことに自覚的でない学校教師は、「体制」の維持のために、彼らを「疎外」する。すでに教職を離れた元教師たちは、そんなことをしたくなかった人たちである。

そしてまた塾教師たちも、扱いにくい子どもたちを「疎外」して無能化しようとしてしまっていることに自覚的でない。

多くの可能性があるはずの新しいタイプの子どもたちを、既成の価値観に埋没した自分に自覚的にならずに傲慢に決めつけて「指導」する。

世の中には「定型」に収まらない子どもたちがどんどん現れる。でもその子どもたちが未来の新しい可能性を導き出す。本来は彼らこそが、これからの世の中をよりよく変革する可能性がある者たちなのに、その彼らを旧態然とした考えを持つことに自覚的でない教師たちが、「全体のため」にできるだけ「無能」であると思いこむように仕向けてしまう。

筆者は冗談で「戯言」を言っているのではない。

子どもたちに、「教師になることは素晴らしいな」と思わせる。教師ならではの「仕事」をせずに、「こんな大人になることは絶対嫌だ」と思わせることが平気である人に教師の仕事を任せることはできない相談ではないのか。

政府も、文科省も、政治家も、教師も、自らがバカ過ぎることに、「冗談」でも気がつけない。

「単に成績のために、能力伸長には意味のない指示に従うことは堪え難い」。そう思うことの方がマトモである。本当に、どうしてこれがわからないのか。「バカは死ななければ治らない」というのは、学校教育などでは教えない格言なのか。

猛烈に垂れたくなる屁をこらえる今日この頃である。

なんちゃって。