Joker先生は、今日は書棚の整理。100冊以上廃棄する本が出たとのこと。すでにお休み中です。
それにつけても、オマル・ハイヤームは、11世紀後半から12世紀前半に活躍したセルジュク朝の数学者・天文学者であるが、世間では一般に四行詩『ルバイヤット』の作者として有名な人物である。
その『ルバイヤート』の中では、イスラムにも関わらず酒を礼賛してしかも無常観を漂わせることが歌われる。
右手に経典、左手に酒杯
時には「法」に従うが、時にはそれに従わない
我らは紺碧の空の下
全くの異教徒でもなく、ムスリムでもない
イスラム教で「飲酒」とは、本来むち打ちの刑のはずであるが、それがあるとは現代の「麻薬」と同じことか。
てなことを書いているのは、実は古くは西田さち子さんが歌う「コーヒー・ルンバ」の日本語歌詞(中沢清二)の内容が気にかかるからである。
♫昔アラブの偉いお坊さんが
恋を忘れた哀れな男に
しびれるような香り一杯の
琥珀色した飲み物を教えてあげました
やがて心うきうき とっても不思議なこのムード
たちまち男は若い娘に恋をした
これはオマル・ハイヤームの『ルバイヤート』の世界と余りに同一方向性にないか。
テキトーな訳詞をものした中沢さんはこれを読んでいた?
そして、琥珀色した飲み物はコーヒー以外の飲み物であろう。
恋を知らぬ男が、コーヒーを飲んでいきなり発情するとは考えられない。
♫コンガ マラカス ルンバのリズム
南の国の情熱のアロマ
それは素敵な飲み物コーヒーも鎌足(モカマタリ)
みんな陽気に飲んで踊ろう
愛のコーヒールンバ
これは、この歌を愛唱する井上陽水の『夢の中へ』と「主題」が同じなのではないのか。
琥珀色の飲み物とはなんであったのか。
「アロマ」とは、「マオマオ」と同じことなのか。
以上珍しく深夜なので、「ノダ」が「冗談」として記述したと、元大学教授Pは語ったことに致します。
「正直」記述は疲れるわい。
なんちゃってね。
ノダでござりんした。