春のV-net | JOKER.松永暢史のブログ

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春休みが終わって一息ついたが、今週も後半に関西出張もあって、非常に多忙である。
新月近地点では、その波動で乱れる人も多かったと観察するが、今は上弦に向けて安定した感触である。
V-netの中にいると、「これが普通」と思ってしまうが、初めて外からやって来た人たちには、「こんな教室もあったんだ」と新鮮に感じられる様子。何よりも子どもたちがいっぺんでV-netに引きつけられるところがうれしい。
狭い教室で、授業、古文音読、英語音読と各「ブース」で一斉に行なうので、その声と気が混ざり合って何とも不思議なオーラが立ち上がる。生徒どうしの交流も大きく、互いにキャロムの腕を競い合う。そうすると英語の上野先生がギターを弾いて子どもたちと歌う声が響き渡る。
それは、「活性化」と呼ぶにふさわしいもの。子どもたちが元気に勉強して元気に帰って行く。
子どもに勉強させられている気分を持たせない。
自分から取り組んでいるようにする。
愉しくアタマが良くなる活動を行わせる。
誰かが口にする。
「学校は疲れるが、V-netは疲れない。逆に元気が出る」。
私たちにとってはそれが「普通」のことであるが、既成の塾と比較すると全然方向性が異なるようである。
でも愉しくなければ、子どもは本格的にアタマが良くならない。
愉しくなければ本当の集中もできない。
音読、作文、フィールドワーク、それにキャロムでターゲッティング、さらには焚火。
子どもたちが自ら学ぶ活力とムードを醸成し、その上で本格的な学習に繋げて行く。
指導に当たる先生方は、別に募集して集めたわけではなく、気がつくとV-netの教師になってしまった人たちであるが、すべて優秀で、おまけに子どもを見る目も優しくて深い。
V-netは利潤を追求しない。
利潤を追求すれば「教育」にならない。
24日には待望の新学期第1回の焚火を行なう。
今日はその打ち合わせを兼ねて焚火に出かけるが、気になるのは花粉である。