ロンググッドバイ(た)
もうほとんど誰も見ていないかもしれない。
ひょっとしたら、メンバーすら見ていないかもしれない。
しかし、始めたものはなんらかの形で続けたい、ないしは続けられないのであれば、終わらせたい。中途半端にしたくない、僕はここに綴る文章を。
そしてあなたが受け取る。今日もどこかの街で新しい生命が生まれる。あるいは。
ASIAN KUNG-FU GENERATION 『マーチングバンド』
春、という季節が好きだ。心底好きだ。僕は秋生まれで秋が好きだったけど、今こうして春を迎えた街にいると思う。春が好きだと。
作詞作曲は一つの表現だ。作詞作曲によって表現できることは、言葉を通して表現できることとは異なる。重複しているかもしれないけれど、例えば太陽と月がぴったりと合わさる日食のように、完全に重複しているわけではない。
つまり僕は、作詞作曲を通して自らを表現していたのだ、まるで息をするように。水中、それは苦しい。息をしていないと長い間潜る事はできない。
さて、春がきてさくらが咲いた。この冬は長かった。ずいぶんと寒かった。そしてどこか暗かったようにも思う。僕はうたた寝からもう少し本格的な眠りに入ろうと思う。
いつか再び目を覚ますだろうか、それは誰にもわからない。
しかし錆び付かないように、淀まないように、ここに気まぐれに文章を綴る事はしたい。願望。