暫くのあいだ、MDデッキもCDプレイヤーも壊れてしまい、我が家のコレクションも満足に聴けない状態でしたが。
引っ越しも視野に入れた環境整備のために、当座でも使える機器を探しておりました。
たまたまヤフオクでかつて使っていたモデルがかなり格安で出品されており、即決。
本日届いたので、スピーカーを繋ぎ直し若かりしころに大好きだった、暫く聴けなかったものを片っ端から聴いております。
1997年にドイツで発売された輸入盤。既に廃盤です。テレビや映画で1960~1970年初頭まで使われていたものからピックアップしたコンピレーションです。
ちょうど日本でもカーディガンズとかスウェディッシュポップやらカジヒデキ氏やらでてきていた時期ですね。
ミドリカワ、もともと渋谷系やフリーソウル、ソフトロックを愛する中高生からそのまま大学生で拗らせたのか、ジャズに走ったクチです。
その頃のコレクションを見てみると、我ながらよくこんなん揃えたなと思います(爆)。
ずっと大切にしておいてよかったと思わずにいられません。
MDがいつしかその勢いどころか、姿そのものまで失せそうなとき、見事にデッキが壊れたときにはどうしようかと思いましたが報われたようです。
この頃のドイツも何気にお洒落なコンピレーションを沢山出しておりました。ラジオのシングルコレクションでも、カールツァイスの1960年頃のものなどかなり秀逸でキャッチーなものが多くあります。こちらももう廃盤でしたが、また聴けるという喜びを噛み締めております。
センスよく纏められたコンピレーションは、部屋で寛ぐときには重宝します。
また、一番勉強していたであろう時期を思い出しながら、数学と戯れております。
数学としっかり向き合うと、学生時代に分かっていなかった物理の中身や本質も少しずつ意味合いが見えて来ているように思うのです。
そんな意味でも、懐かしい機器を手に入れたということは意義があったのかもしれません。