昨日に続きまして、昔の理科年表から。
昭和初期の物理化学部『雑』より。
大丈夫です。今回も極めてユルいネタであります。
ものの速さについて、今の教科書であれば新幹線、飛行機、クルマ、短距離世界記録がメジャーどころでしょうか。
しかし、ミドリカワ、昭和初期の例示に不覚にもニヤリとしてしまった。

始めがまさかのカタツムリ。
🐌💨💨
ほのぼのしてしまうではないですか。この表だけでもなかなかに良いぞ(笑)。なお、『おそい』と入力すると、うちのスマホは上記のカタツムリさんが変換候補に現れます。
カタツムリがゆるゆる進むのを正確に測ろうとする先人たちのお姿を何となく想像してしまうのでした。教科書に載るような偉い先生方も、カタツムリ競争とか、木登りとかさせてたりしたのであれば何だか微笑ましく可愛いではありませんか(←ヲイ)。
それから、それから、
・短距離走、ではなくて『疾走』。めっちゃ必死に走ってる感満載。
・急行列車は自転車(最大)に負けている。停車のハンデが響いたのか?これなら乗り遅れても頑張れば次の駅には間に合うかもしれません。
ちなみにここでの自動車(平均 )は時速32.4㎞相当。
右側に『伝書鳩』さん!
通常モードでも、自転車(最大)に勝っております。あ、更に速いのは燕のやうです。
その他にも鷲やら馬やら、どうぶつさんが大活躍です。
昭和中期でも、『人の役に立つどうぶつ』として理科の問題で挙げられているので、比較的最近まで相当生活に寄り添っていたということですね。
こちら、ミドリカワは全問正解はできませんでした。運搬に『ゾウ』とか『ラクダ』とか浮かばんよ………。

(小学館・『小学五年生』昭和28年3月号付録/五年生各科総まとめテストブック より)
さらには砲弾など戦前ならではのもの、光速が今より遅いなど此処でも現代との違いを感じずにはいられません。
たまには違うページをきちんと読むと、また新しい発見があるのかもしれません。
うむ………理科年表、また好きになりそうだわ♥️