2015年7月24日 金曜日の活動報告 | 南相馬市ボランティア活動センター

南相馬市ボランティア活動センター

東日本大震災の被災地「福島県南相馬市」で、災害復興支援ボランティア活動をしています。
がれき撤去・側溝の泥出し・草刈り・庭木の伐採・被災家屋の清掃などの作業に参加して下さるボランティア参加者を募集しています。
活動資金のご寄付や支援物資も募集しています。

2015年7月24日 金曜日の活動


◆ボランティア参加者 総数12名

◆個人参加 (12名) 
 
 ● 初参加                1名
 ● リピーター(2回目以上の参加者)  11名 

◆団体参加 (0名)

 
◆件数 3件 (完了2件・継続1件)

   ・被災家財の搬出 庭木の伐採 1件 完了
   ・ボランティアセンターの修繕 1件 継続
   ・被災家具の片ずけ 1件 完了 

 ☆ 「皆がハッピーなら私もハッピー」

 被災地の風化が叫ばれ、復興の遅れが懸念されていますが、当活動センターも、
 参加者激減に危機感をもってます。発災から5年、多くの方々に支えられて来ましたが

ボランティアも本来の経済活動に戻りそれぞれ生活、仕事に打ち込まれてる事でしょう。
それが本来の姿で少数のリピーターに頼るのは限界があります。

ボランティア未経験者の取り込みが必要かつ急務です。
 しかし好景気で人手不足の中で、それも難しいのかも?。
 ただ思うことは、国の多くの人は、福島県の人々が今もこれからも背負い続ける
 負の遺産をそんなに簡単に忘れられるものだろうか・・?

 一昨年消費税の8%への関連番組の中でスウエーデンの老婦人へのイン
 タビーが印象的でした。
 内容は、ホームレスの年金月額が一人30万円近いが貴女はどう思うか?とのレポーター
 に、老婦人は「皆がハッピーなら私もハッピー、だからそれで良い」と言って
 いました。

 この言葉に「幸せを他者と共有し、支えあう成熟した社会」を見ました。

 当ボランティア活動センターのモットーは

   「できる人が
     できる時に
      できる事をする」
   
NPO法人災害復興支援ボランティアネット 理事長
南相馬市ボランティア活動センター センター長 松本 光雄