2013年5月17(金)の活動報告 | 南相馬市ボランティア活動センター

南相馬市ボランティア活動センター

東日本大震災の被災地「福島県南相馬市」で、災害復興支援ボランティア活動をしています。
がれき撤去・側溝の泥出し・草刈り・庭木の伐採・被災家屋の清掃などの作業に参加して下さるボランティア参加者を募集しています。
活動資金のご寄付や支援物資も募集しています。

◆◆2013年5月17(金)の活動報告◆◆

◆ボランティア参加者 総数 21名 (個人 16名 団体 5名) 

◆団体参加  
 増幸産業株式会社 様

◆件数 4件

◆内容
旧警戒区域 小高区で被災者ご依頼により活動しました。

・屋外に搬出した荷物の分別、袋詰作業 1件
・屋外の片付け 1件
・畑の草刈り   1件

ここ数日続いた天候不順もようやく落ち着き、本日は穏やかな天気となりましたが
活動される方にとっては、日中の陽射しが強いため、ハードだったかも知れません。
夜間との気温差が激しいこの季節、体調管理には十分気を付けて、活動をして頂きたい
と思います。

海外では「もったいない」という意味の言葉がなく、日本語のもったいないがそのまま使われている国があると聞いたことがあります。
家屋内の片付けの依頼がここの所多くなりました。「家の中の物は全部捨ててください。」の
言葉で作業を始めることもあり、依頼主の方にとって思い入れのあるものが本当にないのか
確認しながら屋外へと搬出しますが、そんな時、同時に活動者皆が必ず一度は「もったいない」の言葉を言います。
「ここで生活してきた人の歴史をこうも無残に壊し、捨てていいものか?」
いつも悩みますが、ここで活動する以上、「壊す、捨てる」が活動者の使命かと思います。
「壊し、捨てる」の先に希望を見つけこれからも活動をしたいと思っています。

(B.U)