21世紀投資 -318ページ目

自分の頭で考えること・・・それには知識と経験を積みながら投資哲学を描くこと

先週末はエンジュクさんの所で本およびブログの読者様に直接色々感想を伺う機会がありました。非常に勉強熱心な方々でしたので、本やブログで伝えたいことがしっかり伝わっているのが分かり嬉しかったです。

 

そういう人たちに向けて意図的に熱を込めて(特に文章で)伝えようとすると、たまに一部の人には「偉そうに」見えるようなんですが(変なコメントを頂く)、相性が合わないということで仕方ないのかなと。誰が何を思おうと、全力で取り組んでいる感をこれからも表現していきたいものです。
(実の所、自分にはまだまだ足りないことがたくさんあるのを自覚しているので、後でブログの自分の文章を読み返した時に、もっと頑張らなきゃいかんよな~と自分に思わせる効果も結構狙っています)

 


http://www.mag2.com/p/money/293416/3
投資とは関係ないのに、投資家にとって一番必要だよなぁと感じたトピック。
「自分の頭で考える」「自分の意見・主張を持つ」
「自分の考えを発表し、他者との違いを認め合う」
「自ら問いを発する、つまり課題を発見する」

自立した投資家になるには必須のことなのに、日本の学校教育ではそういう方向の真逆になってしまう。自分自身も25歳くらいまではまったくできなかったことなので、こうした姿勢の面では投資の世界に入って苦労しました。投資を向上させようとしてきた中で、徐々にそういう方向ができるようになったので、学校教育では得られなかった素晴らしい学びの機会だったと思います。

これも若いうちに投資を始めた方がいい理由です。年齢を重ねると自分の価値観を変えることはより困難になりますので。

 

 

そうそう、きびなごさんの記事も拝見しました。
http://kibinago7777.blogspot.jp/2017/09/blog-post_24.html
とてもよくまとまってます。
なお、私のも含め「投資哲学」ではなく「投資戦略」気味かなと思いますが。

 

「投資哲学」(投資人生において何をしたいのか大きな目標)

「投資戦略」(投資哲学を実現するための大きな戦略)

「投資戦術」(日々の具体的な銘柄発掘手法みたいなもの)

普段は意識してないけれど、こんな体系が自分の中にあります。上がより重視するもので、下は自然と導かれていきます。
多くの人は一番下の手っ取り早い手法ばかり知りたがるものの、戦略も哲学もないためブレブレになる印象です。自分の場合も、投資哲学に反することをやると痛い目に合う印象です。


投資哲学は「価値あるものを人より先に発掘することが喜び」とか「多数派の逆を行く」とか色々あります。けれど、他人の投資哲学(もしくは投資にまったく関係ない人生哲学)でいいなと思ったものを自分に取り込んでいることがほとんどだと思います。

だから投資哲学を語っている本がすごく好きです。バフェット氏やハワードマークス氏のものは定番ですし、最近だと「マンガーの投資術」あたり。こういう本は目先のことしか見ていないと何の役にもたたないように思えるのですが、ものすごく重要と思うのは哲学がないと戦略も戦術もなかなか生まれないからです。


実際、投資哲学を実現するための自分に合った戦略として、きびなごさんの所にあるような戦略が自然に構築されていったりしました。

 

 

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2冊目の本を出版するにあたり別館にて詳細を書いていきます。
http://blog.livedoor.jp/vcom2/

 

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http://vcom2.enjyuku-blog.com/

 

内部留保が話題・・・2冊目の本に書いたことですね

ツイッター等が色んな解説があって面白いかも?
https://search.yahoo.co.jp/realtime/search?p=%E5%86%85%E9%83%A8%E7%95%99%E4%BF%9D&ei

 

犬次郎さんもそういうことですよねってのを表現してて面白い。

設備投資に回しても内部留保は一切減りません。
http://kabuinujiro.blog.fc2.com/blog-entry-566.html

 

 

万が一にも「過去の蓄積」である300兆円に2%課税したら、企業にとってはその期の利益が6兆円減るってことになるのでしょうか?
上場企業全体の純利益合計は20兆円強くらいでしたっけ?
純利益がマイナス30%になるから、株価は大暴落ってことなんですかね?

 

そんなことだけふと考えました。

(正確な検証はしてませんが大ざっぱでいいんです)
「何十年もかけて蓄積してきた金額」に対して課税したらそういうインパクトになるよねって印象です。
恐ろしいことです。

 

企業からぶんどるってことは、企業の利益を減らすってこと。
良いか悪いかは別として、その事実は認識してないと。

損益計算書と貸借対照表のつながりが分かっていれば、色々なことが徐々に理解できると思います。

 

なお、利益を減らさずに内部留保を減らす方法は配当と自社株買いしかありません。
内部留保をどういじろうと賃上げのインセンティブにはならないと思うのです。
 

それでは希望がないというのなら、賃上げを期待するんじゃなく、働き方改革で昔より残業減となった分、副業をしたり、投資の勉強をして株主側の世界に来るのが若者向けの希望の描き方かなと。最初は小さくても、自ら稼ぐ経験ってものすごく大事です。

 

 

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日経トレンディ11月号に掲載されました・・・・本質を伝えることはなかなか難しい

取材でどう話すか苦労した記事です。
記事をざっと見ただけだと「低ROE&キャッシュリッチ」をスクリーニングで探せばいいのか?などと小手先のテクニック重視の人は思ってしまうかもしれません。そうではなくて、もっと本質の所を大ざっぱでいいので学ぶことが重要と考えています。

 

・そもそもROEは株主が拠出した資本に対して、どれだけのリターンを経営者が生んでいるかを測る指標。
・(今まであまりにもROEが低いと言われてきた日本の)世の中の流れとしてROEを重視せよというのがある。
・それが経営者の評価にもつながる。
・であるならば、まともな企業なら今後どういう行動を取るか。あるいはすでに経営方針として明らかにしているか。
・その結果、株価はどうなる可能性が高いか。

 

こうした大きな流れをつかんでおけば、色々な発想ができますし、未来の予測ができます。どう自分の投資にあてはめるか、自分で応用ができるということです。

 

例えばすでにROEが10%の企業であっても、今後も継続的に自社株買いをやるとか増配していくとか、色々なことが見えてきます。(だから低ROEをスクリーニングしたって何も見えてないならたいした意味はない)

 

こんな思考プロセスに「即効性」なんてあるわけないですよ。でも、きちんと学んでおくと、知らないうちにじわじわパフォーマンスを上げてくれてる(ような銘柄を選ぶことに自然とつながっている)と思うんですね。

 

ここに基礎固めをがっちりやることの意味があります。私が過去それなりのパフォーマンスを続けられたのは、そういうことを大事にしてきたことが大きくて、、「1部昇格のようなテクニックはおまけにすぎない」とさえ思います。でも、多くの人はテクニック探しばかりしていて、なんだか根本的なことが分かってないんじゃないかと感じることも多いです。

 

 

なお、宝印刷は事例は本の中ではROEの解説で取り上げてますが、実際には「低PBRの優待株かつストックビジネス」として面白いかなというのが出発点でした。でも、PBRとROEがつながっていることを知っていれば、間接的に低ROEを選んでいることにもなります。

 

 

2冊目の本は様々な知識と経験を個別に解説しているから、人によっては現実へのあてはめが困難に思えるのかもしれません。現実には本の中に書いてあったことは「同時に」分析しているのです。でも、いきなり同時にはできないから、個別に解説していくしかない。

 

個別の知識を蓄えて行くと、あるとき各々がつながって投資アイディア(知恵)が生まれる。

のだけど、そこまで行ける人がなかなかいないのかも。それがなんとなくでも分かっている人が、あの本を評価してくれている気がしている最近です。

https://tarohibi.com/fundamentals

(また感想見つけました。ありがとうございました。)

 

ちなみに、宝印刷はROEの解説だけじゃなくキャッシュフローの解説にも出てきたりするのですけどね。アビストなんかもそうだけど、本の中で「同じ銘柄を違う解説で使っている」のは、実際には「同時に考えていた」ことだったりします。

 

すみません、また長々色々書いてしまいましたが、どうでもいいよという人は別に読まなくていいです。でも、誰かの何かのヒントになれば嬉しいです。

 

 

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