6万クオカード優待のスターシーズについて調べてみた | 21世紀投資

6万クオカード優待のスターシーズについて調べてみた

調べてたら上方修正が出ちゃった。

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けど株価上がった所を狙い打ってくる売りがいるよねぇ。

あぁ、新株予約権大量にあるのか。

とはいえ、リスク込みで下の方でなら買ってみても優待遊びとしては面白いかもと少し約定。

 

現時点の結論は、

AI・蓄電池という需要そのものは一過性ブームとは考えにくい。
ただしスターシーズの「現在の利益」はまだかなり売り切り・案件型で、一過性になり得る。
本当に面白い会社になるかは、2027~29年に“売る会社”から“保有・運営して継続課金する会社”へ移れるかで決まる。

 

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スターシーズは現在、AI向けGPUサーバー販売と系統用蓄電池を中心に急成長している会社です。会社の規模そのものが急速に変わっています。

ただし、現在の利益の中心であるGPUサーバー販売は、利益率3~5%程度の「売り切り型」です。AIサーバー需要自体は数年単位で続く可能性が高そうですが、案件の有無によって業績が変動しやすく、現状ではまだ安定収益型の会社とはいえません。蓄電池も需要そのものは構造的ですが、現在は開発した案件を売却して利益を得るディベロッパー型の性格が強いです。

スターシーズが本当に面白いのは、その先です。2029年2月期には、GPUレンタル・AIデータセンター利用料・蓄電池の保守運用などを育て、売上の60%を継続課金型の収益にする計画です。これが実現すれば、「GPUを売ったときだけ儲かる会社」から、「GPUやデータセンターを貸して毎月収益が入る会社」へ大きく変わります。

 

そのために会社は大量の新株予約権を発行し、最大約120億円を調達する計画です。潜在的な希薄化率は約139%と非常に大きい一方、その資金をAIデータセンターや蓄電池に投資し、持続的な営業利益を作れるなら合理的な資金調達になります。逆に、新事業が育たなければ株数だけが大幅に増えるリスクがあります。

 

年間6万円のQUOカード優待も特徴的です。500株保有なら現在株価で優待利回りだけでもかなり高く、個人株主を増やして株価・流動性を支える効果があります。高い株価は新株予約権による資金調達にも有利なので、優待政策と資本政策は経済的には同じ方向を向いています。ただし株主数が増えるほど優待コストも膨らむため、現在の豪華な内容が何年もそのまま続くことを前提にはしない方がよさそうです。

 

したがってスターシーズは、「高利回り優待株」というより、株式市場から資金を集め、その資金で会社そのものを作り替えようとしている企業変身型の銘柄と見るのが適切です。

ベストシナリオは、今のGPU販売好調を利用して資金調達を完了し、その資金でGPUレンタル・AIデータセンター・蓄電池O&Mを育て、2029年ごろには増資に頼らなくても継続的にキャッシュを生む会社になることです。

今回の上方修正は、その未来を証明したわけではありません。ただ、最初の段階である「GPU販売で売上・利益・資金調達の土台を作る」という部分は、想定以上に順調に進んでいると評価できます。

今後最も重要なのは、売上高そのものよりも、継続課金型売上の比率、GPUレンタルのARR・稼働率、データセンターの長期契約、蓄電池O&M収入、営業キャッシュフロー、新株予約権で集めた資金からどれだけ利益を生み出せたかです。