ソニーFG累進配当で8円に増配、修正純利益1100億円予想でほっと一息
調査結果はまだだけど、本業の稼ぎはとりあえず合格点。
見るべきは配当と修正純利益だけ。
警戒が強かっただけにひとまず安心で株価も上へ反応ですね。
理想は1250億円だったんだけど短期逆風がすごいので、まずは十分。
自社株買いと微増益微増配を繰り返すだけでもいいのですよ。
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うん、修正純利益1,100億円・年8円配当なら、まずは合格点でいいと思う。
特にインカム目的なら、7.6円維持どころか小幅増配なので、かなり大事なラインは守った印象。
気になる点を挙げるなら、このあたり。
1. 中計1,250億円にはまだ届かない
1,100億円は良い数字だけど、以前見ていた中計水準の1,250億円にはまだ距離がある。
つまり、
配当維持・小幅増配には十分
でも成長ストーリーを完全に織り込むにはまだ確認不足
という位置づけ。
2. 8円配当は方針レンジ内だが、余裕たっぷりではない
ソニーFGはIFRS修正純利益の40〜50%を配当し、1株配当の安定的増加を目指す方針です。
修正純利益1,100億円なら、配当原資レンジはざっくり440〜550億円。
8円配当はおそらくレンジ上限寄りなので、
妥当だが、強い増配余地まではまだ大きくない
という感じ。
3. ソニー生命の不祥事影響はまだ完全には読めない
金融庁からの報告徴求命令受領など、不祥事対応はまだ進行中です。
今回の業績予想に大きく織り込まれていないなら、5月末の進捗開示までは少し保留感あり。
4. 資本余力・ESRと自社株買い継続
3Q時点では有価証券は18.8兆円規模、その他有価証券評価差額金は△881億円でした。
金利高原なら問題ないけど、ESR・金利感応度・自社株買い余地は引き続き要チェック。
まとめると、
インカム投資としては合格。
ただし、買い増しを強く正当化するには、ソニー生命の調査結果と、生命保険の販売・CSM/NBVの伸びをもう一回確認したい。
今の評価は
「保有安心度は上がった。追加は続報確認後」
くらいがしっくりくる。