2022年4月からのプライム市場の上場基準 | 21世紀投資

2022年4月からのプライム市場の上場基準

https://www.jpx.co.jp/corporate/news/news-releases/0060/nlsgeu000004ke6p-att/J_kouhyou.pdf
P7 プライム市場
重要なのは新規上場の「株主数800人以上(現行は2200人)」となっている点ですね。
そして「最近2年間の利益合計が25億円以上(現行は5億)」とかなりの規模になり、最上位市場にふさわしい企業の選別が強化されるようです。


P14 経過措置
「当分の間、新市場区分の上場維持基準に代えて、現行の指定替え基準と同水準の基準(流通株式時価総額10億円以上、流通株式比率5%以上など)を上場維持基準として適用することとします。」

当分の間がどの程度か分かりませんが「時価総額が小さくて降格」になることには結構な時間の猶予があるようです。TOPIX売りの対象になるのかはまだ不明。
一方で、現行の「株主数2000人の降格ライン」がなくなることになるのかなと。

 

想定される影響は
・2021年末くらいまでの現行基準での駆け込み昇格はそれなりにありそう

その後は
・無茶な優待で株主数を確保する必要性がなくなる(小型株の優待新設は減るかもしれないが、優待廃止する企業が続出するとは思えない。廃止するとしたら元々無理めの金券を出してた企業などか。)


とりあえずそのくらいなので、すでに小型の昇格をさほど重視していない個人的な投資方針に大きな変更はないです。


さてさて、2月は不確実性が極めて高くなったことを受けて、ここまで600から800くらいキャッシュを増やしてきています。もともと3月までに売るつもりだったものを前倒ししたのや、多少踏み込んで整理してはいたのですが、結構売ったつもりでも資産全体としてはそうでもなかった。先物が500円安程度となっており悩ましい時間がまだまだ続きそうです。

 

 

 

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